ヴァルヴレイヴのミミズと引き戻しを解説！否定パターンと翌日の挙動

スマスロ「革命機ヴァルヴレイヴ」で勝利の鍵を握るとも言われる、通称「ミミズモード」。

ヴァルヴレイヴでミミズモードに遭遇し、引き戻し挙動に一喜一憂した経験はありませんか。そもそもヴァルヴレイヴのミミズとは何か、その特徴や判別方法、そしてミミズモードは引き戻ししないという噂の真相が気になる方も多いはずです。

また、ミミズを否定するパターンや、もしミミズ挙動だった場合のやめどき、ミミズを抜けた後の立ち回りについても知りたいところでしょう。

ヴァルヴレイヴのミミズが翌日に与える影響、絆アタックとミミズの関係、ミミズは400Gを超えて当選するのか、実際のミミズ率はどのくらいなのか、そして関連してヴァルヴレイヴの潜伏は何回転まで見ればよいのか、など疑問は尽きません。

この記事では、そんなヴァルヴレイヴのミミズモードに関するあらゆる疑問に答え、あなたの立ち回りをサポートするための情報を網羅的に解説していきます。

ヴァルヴレイヴのミミズ判別と引き戻しの特徴

ヴァルヴレイヴのミミズとは？その特徴

ヴァルヴレイヴにおける「ミミズモード」とは、出玉性能を抑える目的で搭載された特殊なモードの通称です。これは、主に型式試験を通過するために設けられた仕様と考えられています。このモードに滞在している間は、通常時とは異なる特有の挙動を示します。

大きな特徴は、出玉の波が非常に穏やかになる点です。具体的には、革命ラッシュでの一撃大量出玉が期待しにくくなる代わりに、比較的少ない投資でボーナスに当選しやすい傾向があります。そのため、グラフがまるでミミズが這った跡のように、横ばいか、わずかな増減を繰り返すギザギザの形になりやすいことから、この名で呼ばれるようになりました。

主な特徴をまとめると、以下のようになります。

このように、ミミズモードは少ない投資でラッシュを体験できる可能性がある一方、大きな出玉には繋がりにくいという、まさに諸刃の剣と言える状態です。設定狙いにおいては、このモードを通常モードと誤認して打ち続けることは大きな損失に繋がりかねないため、正確な知識を持つことが大切になります。

なぜミミズモードは引き戻ししないのか？

ミミズモードが「引き戻ししない」と言われる最大の理由は、革命ラッシュ後の引き戻し抽選が極端に冷遇されている、あるいは行われていない可能性が非常に高いからです。

まず、ヴァルヴレイヴの引き戻しには2種類あります。一つは「ボーナス終了後の引き戻し」、もう一つは「革命ラッシュ終了後の引き戻し」です。このうち、ボーナス終了後の引き戻しは、ミミズモード滞在中でも通常モードと同様の確率で抽選されていると考えられています。したがって、ボーナス単発で終わった後に引き戻しが発生したからといって、ミミズモードを否定することはできません。

問題は、革命ラッシュ終了後の引き戻しです。通常モードであれば、ラッシュ終了後も一定の確率で引き戻しに期待できますが、ミミズモード滞在中の台がラッシュ後に引き戻したという実践報告は極めて稀です。これは、型式試験対策というミミズモードの役割を考えれば合理的な仕様と言えます。出玉を抑制することが目的のモードで、再度ラッシュに突入するチャンスを与えてしまうと、その役割を果たせなくなるからです。

以上の理由から、「革命ラッシュ終了後に引き戻しが発生しない」という挙動は、ミミズモードの非常に強力な根拠の一つとされています。逆に言えば、ラッシュ後に引き戻しを確認できた場合は、ミミズモードの可能性をほぼ否定できると考えてよいでしょう。

ミミズ否定のパターン！これで確信！

ミミズモードではないことを確信できる、あるいはその可能性を限りなく下げられる「否定パターン」がいくつか存在します。これらの挙動を確認できた場合は、たとえ道中の挙動がミミズに似ていても、強気に攻める根拠になります。

革命ラッシュ後の引き戻し

前述の通り、これが最も信頼度の高いミミズ否定要素です。革命ラッシュ終了後に引き戻し（CZ当選）が確認できた場合、その台はミミズモードに滞在していないと判断してまず間違いありません。ボーナス後の引き戻しとは意味合いが全く異なるため、注意深く観察することが重要です。

レア役を引かずに超革命ラッシュ到達

ミミズモードは革命ラッシュの継続率が極端に低く設定されています。そのため、Vストックを得るためのレア役などを引かずに、自力のみで3回の継続チャレンジを突破して超革命ラッシュへ到達することは、確率的にほぼあり得ません。もしこのような挙動が見られた場合、99%ミミズモードではないと言えます。

朝イチ以降のCZ3スルー以上

ミミズモードの大きな特徴の一つに「CZ成功率の高さ」があります。朝イチのボーナス当選までは通常モードと同様の抽選が行われるため判別が難しいですが、一度ボーナスを挟んだ後のミミズモードであれば、CZを失敗すること自体が稀です。ましてや2回連続で失敗（2スルー）することも滅多になく、3回以上スルーするような挙動は、ミミズモードを強く否定する要素となります。

奇数ゲーム数でのボーナス当選

ミミズモードは、規定ゲーム数振り分けが非常に偏っており、その大半が400G台、もしくは600G台のゾーンで当選します。もちろん天井に到達することもありますが、100G、300G、500G、700Gといった奇数設定のゾーンでボーナスに当選した場合は、ミミズモードの可能性が大きく下がると考えられます。

これらの否定パターンを頭に入れておくことで、ミミズ挙動に惑わされず、冷静な判断を下すことが可能になります。

ミミズの具体的な判別方法と注意点

ミミズモードを正確に判別するには、単一の挙動だけでなく、複数の要素を総合的に見て判断することが求められます。ここでは具体的な判別方法と、誤認しやすい注意点を解説します。

判別の基本フロー

1. ボーナス当選ゲーム数を確認する: 朝イチ以外で、400G台や600G台での当選が頻発しているか。奇数ゾーンでの当選があればマイナス要素です。

2. CZの突破過程を見る: 特にレア役を引いていないにもかかわらず、あっさりとCZを突破する挙動が続くか。これがミミズの典型的な挙動の一つです。

3. ボーナス種別をチェックする: 決戦ボーナスよりも革命ボーナスに偏っていないか。

4. ラッシュの継続ゲーム数を見る: ラッシュが単発や2連など、すぐに終わる傾向がないか。

5. ラッシュ後の引き戻しを確認する: 最も重要な判別要素です。ラッシュ後に引き戻しが発生すれば、それまでのミミズ挙動は通常モードの偏りだったと判断できます。

判別の注意点

ミミズモードと誤認しやすいパターンも存在するため、注意が必要です。

• CZ中の内部V揃い: CZ突入ゲームや消化中に、リプレイやベルこぼし時に内部的にV揃いフラグが成立している場合があります。この場合、見た目上は何も引かずに次ゲームで告知が発生するため、「謎当たり＝ミミズ」と勘違いしがちです。

• CZスルー天井: ヴァルヴレイヴには最大7スルーでCZが確定する天井機能があります。このスルー天井到達時の挙動が、ミミズモードのCZ確定挙動と似ている場合があります。特に据え置き台で前日のスルー回数を引き継いでいた場合などに起こり得るため、朝イチからの挙動ではない場合は注意が必要です。

結局のところ、一つの挙動だけで「100%ミミズだ」と断定するのは困難です。特にラッシュ後の引き戻しを確認するまでは、あくまで「ミミズの可能性が高い」という仮説の段階に留め、冷静に次の挙動を観察することが賢明と言えます。

ヴァルヴレイヴでミミズが400超えするケース

ヴァルヴレイヴでミミズモードが400Gのゾーンを超えてハマるケースは、主に2つのパターンが考えられます。

一つ目のパターンは、400G台のゾーンで当選せず、次の当選ゾーンである600G台を目指す場合です。ミミズモードは基本的に400G台での当選率が非常に高いですが、100%ではありません。ここをスルーした場合、次に濃いゾーンである600G台までハマることがあります。

二つ目のパターンは、さらにハマって天井（1500G）に到達するケースです。これは極めて稀な挙動ですが、可能性はゼロではありません。ミミズモードの目的は出玉率を安定させることにあるため、過度な吸い込みも避ける制御が働いていると考えられますが、何らかの抽選の偏りによって天井まで到達してしまうこともあり得ます。

ただし、注意点として、朝イチはミミズモードであってもモード移行やCZ成功率が通常時と同様に冷遇されている場合があります。これは、有利区間リセット後の差枚をマイナスに傾け、簡単には差枚プラス2400枚に到達させないための仕様と推測されています。このため、朝イチに限ってはミミズモードでも深いゲーム数までハマりやすい傾向があり、400Gを超えることは珍しくありません。

いずれにしても、朝イチ以外の状況で400G台、600G台といった特徴的なゾーン以外で頻繁に当選したり、深くハマったりする場合は、ミミズモード以外の可能性も視野に入れるべきでしょう。

絆アタックはミミズと関係あるのか

「絆アタック」とは、一般的にCZ「共闘Vチャレンジ」中に発生する共闘役（主にリーチ目役）のことを指すことが多いようです。この共闘役がミミズモードと直接的な関係があるかというと、明確な相関関係は確認されていません。

共闘役は、成立すればCZ成功が濃厚となる非常に強力な小役です。この抽選は、通常モードであってもミミズモードであっても、モードとは独立して行われていると考えるのが自然です。

ただし、ミミズモードとの関連で考慮すべき点が一つあります。それは「ミミズモードはCZ成功率が極端に高い」という特徴です。ミミズモード滞在中は、共闘役のような強力なフラグを引かなくても、ベルこぼしや1枚役、リプレイといったごく普通の小役で簡単にCZを突破してしまいます。

したがって、「共闘役を引いてCZを突破した」という事象は、ミミズモードかどうかを判断する上ではあまり参考になりません。むしろ、共闘役のような強いフラグを引かずに何度もCZを突破する挙動こそが、ミミズモードを示唆する材料となります。

逆に言えば、もしミミズのような挙動を示している台で、CZを突破する契機が毎回共闘役や強チェリーといった分かりやすいレア役だった場合は、それはミミズモードではなく、単にヒキが良いだけの通常モードである可能性も考えられます。

ヴァルヴレイヴのミミズと引き戻しを考慮した立ち回り

ヴァルヴレイヴのミミズ率は？

「ホールに設置されているヴァルヴレイヴのうち、どのくらいの割合がミミズモードなのか」という疑問は、多くの打ち手が抱くところでしょう。

このミミズ率は、ホールの設定状況や営業方針によって大きく変動するため、一概に「何%です」と断言することはできません。しかし、複数の実践データや考察を総合すると、いくつかの傾向が見えてきます。

一般的に、低設定が多いホールではミミズモードに遭遇する確率は相対的に低く、高設定が投入されやすい特定のイベント日などでは、ミミズモードの台が増える傾向があると言われています。これは、高設定ほど出玉性能が高く、型式試験の最高出玉率の上限を超えやすくなるため、それを抑制する目的でミミズモードに移行しやすくなる、という説が有力です。

ある実践データでは、推定低設定のホールではミミズ率が17%程度であったのに対し、推定全6のホールでは23%程度だったという報告もあります。これはサンプル数が少ないため参考値ではありますが、高設定ほどミミズモードへの移行率が優遇されている可能性を示唆しています。

いずれにしても、打ち手としては「どの台もミミズモードになる可能性がある」という前提で立ち回ることが重要です。特に朝イチは判別が難しいため、最初のボーナスとラッシュの挙動を注意深く見て、ミミズの可能性を常に念頭に置きながらプレイすることが求められます。

ミミズのやめどきとミミズ抜けた後の挙動

ミミズモードを打ってしまった場合の「やめどき」と、そこから抜けた後の挙動は、収支を大きく左右する重要なポイントです。

#ミミズモード中のやめどき

ミミズモードだと判断した場合、最も基本的なやめどきは「革命ラッシュ終了後の引き戻しを確認してヤメ」です。ミミズモードはラッシュ後の引き戻し確率が極端に低いため、引き戻しゾーンを回す価値はほとんどありません。ラッシュが単発や2連で終わり、明らかにミミズ挙動だと感じた場合は、即ヤメも視野に入れるべきでしょう。

ただし、差枚数が大きくマイナスになっている場合など、状況によっては追う価値が生まれることもあります。しかし、基本的には出玉性能が抑えられているモードなので、深追いは禁物です。

ミミズを抜けた後の挙動

ミミズモードから脱出する主な条件は2つです。

1. 差枚数でプラス2400枚に到達する: ミミズモード中のラッシュが幸運にも継続し、有利区間がリセットされる条件を満たした場合。

2. 有利区間内で17500Gを消化する: 型式試験の規定ゲーム数に由来する条件と考えられています。

ミミズモードを抜けた後は、本来のヴァルヴレイヴの性能が解放されるため、挙動が一変します。CZ成功率やラッシュ継続率が通常の値に戻り、当選ゲーム数の偏りもなくなります。

特に、17500G消化によってミミズを抜けた場合は、それまで大量に吸い込んでいる状態であるため、いわゆる「追撃」ドライブの発生など、強烈な出玉性能を発揮する可能性があります。

ミミズを抜けたかどうかは、ラッシュ後の引き戻し発生や、400/600Gゾーン以外での当選、CZの連続失敗など、これまで解説してきたミミズ否定パターンが発生することで判断できます。抜けたと判断できれば、そこからが勝負の本番となるでしょう。

ヴァルヴレイヴのミミズは翌日も影響するのか

ヴァルヴレイヴのミミズモードが、電源のオン・オフによってリセットされるか、それとも翌日に引き継がれる（据え置き）のかは、ホールの設定変更の有無に依存します。

• 設定変更された場合: ミミズモードはリセットされ、朝イチは通常の状態でスタートします。

• 設定が据え置かれた場合: ミミズモードの状態はそのまま翌日に引き継がれます。

もし前日にミミズ挙動を示していた台が据え置かれた場合、朝イチからミミズモードとしてスタートすることになります。これは打ち手にとって非常に厄介な状況です。前述の通り、朝イチのミミズモードは通常時よりもCZ成功率などが冷遇されている可能性があり、吸い込みが激しくなるリスクを伴います。

そのため、前日の台の挙動をチェックすることは非常に重要です。前日に明らかにミミズグラフを描いていた台を、据え置きが濃厚なホールで朝から狙うのは、相応のリスクがあることを理解しておく必要があります。

逆に、前日ミミズ挙動の台を夕方から打つ場合などは、すでに脱出条件である「17500G消化」が近づいている可能性もゼロではありません。ただし、これを狙うのは非常に難しく、基本的には「据え置きのミミズは危険」と覚えておくのが無難です。

ヴァルヴレイヴの潜伏は何回転まで追うべきか

「ヴァルヴレイヴの潜伏」という言葉は、主にボーナスやラッシュ終了後の引き戻しゾーンを指して使われることが多いです。このゾーンを何回転まで追うべきかは、その時の状況、特にミミズモードの可能性によって判断が大きく変わります。

通常モード濃厚の場合

ミミズモードが否定されている状況では、引き戻しに期待できるため、一定のゲーム数を回す価値があります。引き戻し抽選の詳細は不明ですが、実践上、カミツキステージの挙動などを見ながら、100Gのゾーン手前あたりまで様子を見るのが一般的です。特に超革命ラッシュ後は、次の当たりが早い傾向もあるため、即ヤメは少し勿体ないと考えられます。

ミミズモード濃厚の場合

前述の通り、ミミズモード濃厚時の革命ラッシュ後は、引き戻し期待度が極めて低いため、基本的には即ヤメが推奨されます。引き戻しゾーンを回すコインも無駄になってしまう可能性が高いです。

ただし、ボーナス単発で終了した場合は、通常モードと同様の確率で引き戻し抽選が行われていると考えられるため、こちらは通常モード時と同様に少し様子を見てもよいでしょう。

要するに、「革命ラッシュ後の引き戻し」を追うかどうかは、ミミズモードかどうかの判別と直結しています。ミミズ挙動なら即ヤメ、そうでなければゾーン手前まで、というのが基本的な考え方になります。

総括！ヴァルヴレイヴのミミズと引き戻しの総まとめ