
パチスロ「甲鉄城のカバネリ」は、天井ゲーム数やスルー回数、ボーナス後の状況によって大きく期待値が変動する機種です。この記事では「カバネリの期待値」について詳しく解説し、打ち出しのタイミングややめ時の判断に役立つ情報をまとめています。
期待値表をベースに、通常時・リセット後・短縮天井時といった各状態ごとの狙い目を整理。
特に「カバネリの短縮は期待値がないのか?」という疑問を持つ方に向けて、実際の数値や注意点を交えながらその真偽をわかりやすく解説します。
また「カバネリの450Gは狙えるのか?」「500円の投資で期待値が取れるか?」といった具体的な疑問にも言及し、ゾーン狙いやスルー回数別の立ち回りも具体例を交えて紹介します。
「カバネリのリセット後はどう立ち回るべきか」「美馬ST後の期待値は本当にあるのか」「単発後に狙うべきラインはどこか」といった特殊状態での戦略も網羅。
さらに「2スルー時の期待値はどのくらいか」「生駒STで1000枚出る可能性はあるのか」といった実戦に直結するポイントも丁寧に解説しています。
これからカバネリを打とうとしている方や、収支アップを狙いたい中級者の方にとっても、この記事は立ち回りの大きな指針となるでしょう。
目次
カバネリ期待値の狙い目は?
- 期待値表と狙い目ライン
- カバネリの450Gの期待値は?
- カバネリの500円の期待値はいくらですか?
- リセット時の注意点
- 短縮期待値ないは本当か?
- 美馬st後での期待値の落とし穴
期待値表と狙い目ライン
天井非短縮・等価交換時のG数別期待値まとめ
開始G数 | 期待値(円) | 機械割(%) | 時給(円) | 所要時間(分) | 狙い目度 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | -774 | 97.80 | -1,055 | 44 | ×(非推奨) | 収支マイナス濃厚。避けるべきゾーン。 |
50 | -20 | 99.94 | 28 | 42 | ×(非推奨) | 収支マイナス濃厚。避けるべきゾーン。 |
100 | 108 | 100.42 | 171 | 41 | △(様子見) | ゾーン狙いとしては浅め。慎重に。 |
150 | -900 | 98.12 | -1,214 | 44 | ×(非推奨) | 収支マイナス濃厚。避けるべきゾーン。 |
200 | 97 | 100.29 | 137 | 43 | △(様子見) | ゾーン狙いとしては浅め。慎重に。 |
250 | 913 | 102.91 | 1,273 | 43 | ○(狙える) | プラスだが大きな期待はしにくい。 |
300 | -1,351 | 96.95 | -1,725 | 47 | ×(非推奨) | 収支マイナス濃厚。避けるべきゾーン。 |
350 | -637 | 98.24 | -873 | 44 | ×(非推奨) | 収支マイナス濃厚。避けるべきゾーン。 |
400 | 2,134 | 106.77 | 3,003 | 36 | ○(狙える) | 安定して期待値を積めるボーダー帯。 |
450 | 2,657 | 108.21 | 3,754 | 43 | ○(狙える) | 安定して期待値を積めるボーダー帯。 |
500 | 2,790 | 108.53 | 3,931 | 43 | ○(狙える) | 安定して期待値を積めるボーダー帯。 |
550 | 5,160 | 120.11 | 8,722 | 30 | ◎(積極的に狙い目) | 短時間で効率よく稼げる優良ゾーン。 |
600 | 5,360 | 119.36 | 8,970 | 31 | ◎(積極的に狙い目) | 短時間で効率よく稼げる優良ゾーン。 |
650 | 6,277 | 113.08 | 10,462 | 36 | ◎(積極的に狙い目) | 短時間で効率よく稼げる優良ゾーン。 |
700 | 6,590 | 114.09 | 10,979 | 36 | ◎(積極的に狙い目) | 短時間で効率よく稼げる優良ゾーン。 |
750 | 9,967 | 131.29 | 13,213 | 27 | ◎(積極的に狙い目) | 時間効率・期待値ともに最上級の狙い目。 |
800 | 10,410 | 135.05 | 13,416 | 28 | ◎(積極的に狙い目) | 時間効率・期待値ともに最上級の狙い目。 |
850 | 12,193 | 143.33 | 15,704 | 29 | ◎(積極的に狙い目) | 時間効率・期待値ともに最上級の狙い目。 |
900 | 13,682 | 150.39 | 17,638 | 31 | ◎(積極的に狙い目) | 時間効率・期待値ともに最上級の狙い目。 |
950 | 18,092 | 162.20 | 29,857 | 22 | ◎(積極的に狙い目) | 時間効率・期待値ともに最上級の狙い目。 |
ST駆け抜け後
開始G数 | 期待値 | 機械割 | 時給 | 時間 | 狙い目度 |
---|---|---|---|---|---|
0 | -23円 | 98.70% | -638円 | 44分 | ×(非推奨) |
収支マイナス濃厚。避けるべきゾーン。 | |||||
50 | +27円 | 101.60% | +791円 | 43分 | △(様子見) |
微プラス圏内。打つなら慎重に。 | |||||
100 | +9円 | 100.50% | +249円 | 43分 | △(様子見) |
プラマイ僅差。慎重に判断。 | |||||
150 | +46円 | 102.90% | +1,406円 | 42分 | △(様子見) |
ゾーン狙いとしては微妙。 | |||||
200 | +107円 | 107.40% | +3,565円 | 41分 | ○(狙える) |
安定して期待値を積めるボーダー帯。 | |||||
250 | +74円 | 104.90% | +2,358円 | 41分 | ○(狙える) |
ゾーンの影響で若干プラス。 | |||||
300 | +108円 | 107.60% | +3,645円 | 40分 | ○(狙える) |
高期待値ゾーンに入る直前。 | |||||
350 | +149円 | 111.30% | +5,424円 | 40分 | ◎(積極的に狙い目) |
短時間で稼げる優秀なゾーン。 | |||||
400 | +209円 | 117.50% | +8,412円 | 39分 | ◎(積極的に狙い目) |
時給・期待値ともに良好。 | |||||
450 | +242円 | 121.60% | +10,362円 | 39分 | ◎(積極的に狙い目) |
期待値十分で狙い目ゾーン。 | |||||
500 | +298円 | 130.30% | +14,523円 | 38分 | ◎(積極的に狙い目) |
高機械割&短時間で稼ぎやすい。 |
美馬ST後
開始G数 | 期待値 | 機械割 | 時給 | 時間 | 狙い目度 |
---|---|---|---|---|---|
0 | -42円 | 97.60% | -1,150円 | 44分 | ×(非推奨) |
収支マイナス濃厚。避けるべきゾーン。 | |||||
50 | +31円 | 101.90% | +910円 | 43分 | △(様子見) |
微プラス圏内。打つなら慎重に。 | |||||
100 | -3円 | 99.80% | -95円 | 43分 | △(様子見) |
プラマイ僅差。慎重に判断。 | |||||
150 | +43円 | 102.70% | +1,304円 | 42分 | △(様子見) |
ゾーン狙いとしては微妙。 | |||||
200 | +99円 | 106.90% | +3,302円 | 41分 | ○(狙える) |
安定して期待値を積めるボーダー帯。 | |||||
250 | +49円 | 103.30% | +1,567円 | 41分 | ○(狙える) |
ゾーンの影響で若干プラス。 | |||||
300 | +99円 | 107.10% | +3,385円 | 40分 | ○(狙える) |
高期待値ゾーンに入る直前。 | |||||
350 | +153円 | 111.80% | +5,670円 | 40分 | ◎(積極的に狙い目) |
短時間で稼げる優秀なゾーン。 | |||||
400 | +212円 | 117.90% | +8,614円 | 39分 | ◎(積極的に狙い目) |
時給・期待値ともに良好。 | |||||
450 | +254円 | 123.60% | +11,336円 | 39分 | ◎(積極的に狙い目) |
期待値十分で狙い目ゾーン。 | |||||
500 | +307円 | 132.50% | +15,620円 | 38分 | ◎(積極的に狙い目) |
高機械割&短時間で稼ぎやすい。 |
パチスロ「甲鉄城のカバネリ」における期待値は、打ち始めるゲーム数やスルー回数、天井の種類(1000G or 650G)、持ちメダル・現金投資の違いによって大きく変化します。
まず知っておきたいのが、期待値は基本的に「ST当選まで打つ」ことを前提に計算されているという点です。
通常時の天井は1000G+αですが、特定条件(設定変更・ST駆け抜け後・美馬ST後)では650G+αに短縮され、ここが狙い目となります。
5枚等価での天井期待値(0スルー・1000G天井)の例として、
- 400G:+343円
- 500G:+826円
- 600G:+2546円
- 650G:+3896円
- 700G:+2651円
- 800G:+5907円
などとなっており、550G以上であれば時給2000円を超える水準になることが多いです。
また、スルー回数によっても狙い目は変わります。たとえば「3スルー以上」や「2スルー+450G以上」の場合は、期待値が安定して高くなる傾向があります。
リセット時やST駆け抜け、美馬ST後のように天井が650Gに短縮されている場合は、
- 300G以上:時給3000円超えも現実的
- 500G以上:期待値5000円以上のケースもあり
というように、天井短縮の条件下では早いゲーム数から狙えるのが大きな魅力です。
つまり、「ゲーム数」と「スルー回数」、「短縮状態かどうか」を組み合わせて判断することで、より効率よく期待値を稼ぐ立ち回りが可能になります。
カバネリの450Gの期待値は?
ノリ打ち 総投資81k 回収5800枚
朝イチ抽選負けてキン肉マン
特になにもなくやめラブキューレ、沖ドキ、カバネリ、ゴッドイーターを期待値狙いし全部下振れ🥺
その後設定狙いしたガルパンがヒキでそこそこの出玉獲得からのリゼロ天井狙い?して3600枚出してフィニッシュ🐼 pic.twitter.com/faztdZzXS8— もち漢@パチンコパチスロ仮想通貨 (@omochiiiiiiiizu) October 23, 2024
「カバネリの450Gって打っていいの?」という疑問を持つ方は多いですが、これは状況次第で大きく変わります。
【通常状態(1000G天井・0スルー)の場合】
- 等価交換:+393円(時給約950円)
- 5.6枚持ちメダル:+114円(時給約270円)
- 5.6枚現金投資:期待値マイナス
このように、等価であっても450Gはギリギリプラス、交換率が悪ければマイナスになるラインです。
しかし、天井が短縮されている状況(ST駆け抜け後やリセット後)であれば、
- 650G天井状態の450G:+2178円(等価・時給約6500円)
と、一気に優秀な狙い目になります。つまり、450Gというゲーム数だけで判断するのではなく、「短縮されているか」「スルー回数は何回か」という背景を見極める必要があります。
また、2スルー以上であれば、450Gでも1000G天井でも期待値は上昇し、
- 2スルー:+1417円(等価・時給約2100円)
- 3スルー:+2655円(等価・時給約4000円)
といった数値になっています。
**450Gは「条件次第で打てるライン」**です。短縮天井か、スルー回数が多いか、いずれかの要素が揃っているかを確認しましょう。単にゲーム数だけで判断すると、期待値を取り逃すことにもなりかねません。
カバネリの500円の期待値はいくらですか?
パチスロ「カバネリ」における“500円の期待値”という質問は、かなり曖昧な表現になります。これは、「500円分だけ打ったときにいくらプラスになるか」という意味にも取れますし、「500円しか使えないならどのラインから打てば期待値があるか?」という問いにもなり得ます。
まず、500円=50枚貸しのホールなら約33G回せるというのが基本。つまり、スタートしてから33G以内に当たるかどうか、という短期的な視点では、どのゲーム数から打ち始めても基本的には期待値はほぼプラスになりません。
たとえば、1000G天井・0スルー・通常時においては、
- 打ち始め0G〜33G(期待値):-500円前後になることが多い
- 400G台であっても、ST当選まで打たなければ期待値は積めない
つまり、500円だけ打って期待値を取るのは現実的ではありません。
一方で、「500円投資でどこからなら当たる見込みがあるのか?」という視点で考えると、天井短縮時(650G天井)の500G〜600G台なら、33G以内にボーナス当選する可能性が高まります。
- たとえば、短縮天井時の600Gスタートなら、投資500円でもエピソードボーナス到達の可能性が高い
ただしこれは非常に限定的なケースです。基本的には期待値を積むためには、500円でヤメるという立ち回りでは不可能です。最低でも、ST突入まで打ち切る覚悟が必要になります。
リセット時の注意点
リセット後の「カバネリ」は期待値的に狙い目となる要素が多く、650G+αという短縮天井が設定されるため、比較的浅いゲーム数からでも打ち始めることが可能です。
ただし、注意すべきポイントがいくつかあります。
まず、液晶ゲーム数が「0G」表示でも実際の内部G数は加算されている可能性があるという点です。これは、リセット時に液晶表示が0に戻っていても、内部的には50〜100G程度がランダムで加算されているからです。そのため、見た目のゲーム数だけを頼りに打つと、思ったより天井が遠くて損をするリスクがあります。
さらに、差枚リセット(有利区間のリセット)が発生している点も重要です。リセットされると、有利区間がクリアされて「BBランク」などの内部状態が初期化されます。これにより、ST突入期待度がやや下がる傾向にあり、美馬ST後や駆け抜け後よりも若干期待値が低めになるケースもあります。
また、見抜きにくくなった点として「ガックンチェックが使えない」という仕様変更もあります。リールの動きでリセット判別が難しくなったため、ホールの傾向や据え置き率を事前に把握しておく必要があります。
総じて、リセット狙いは“浅い天井”というメリットと、“初期状態”というデメリットが共存している立ち回りです。
打ち始めラインとしては、
- 等価交換:150G〜
- 5.6枚持ちメダル:170G〜
このあたりが期待値を取りやすい目安となっています。
視覚情報だけに頼らず、リセット後の挙動やホール傾向を見極めながら、慎重に立ち回ることが重要です。
短縮期待値ないは本当か?
「カバネリ 短縮 期待値 ない」と検索される背景には、650G天井が適用される状況で“思ったほど勝てない”“意外とマイナスだった”という実感を持った人の声が影響している可能性があります。
しかし実際には、天井短縮状態の期待値はしっかりと存在します。設定変更後・ST駆け抜け後・美馬ST後のいずれも、通常より350Gも早く天井が来るため、投資リスクが大幅に軽減され、トータルの収支も安定しやすくなっています。
たとえば、設定変更後・0スルー・450Gスタートでの等価期待値は約+5,000円以上、500Gなら+6,000円超えというデータもあります。これは通常状態の450Gスタート(期待値+393円)と比較すれば一目瞭然です。
では、なぜ「期待値がない」と感じる人がいるのか?
その原因には以下のような要素が考えられます。
- BBランクの初期化により、AT突入期待度がやや低くなる
- 差枚が0リセットされるため、有利区間継続時に比べて獲得期待枚数が落ちやすい
- 短縮天井の前兆が遅れる場合があるため、想定より回さされることがある
美馬st後での期待値の落とし穴
「美馬ST後」は、カバネリにおける天井短縮パターンのひとつであり、650G+αという条件になるため、見た目には明らかな狙い目に映ります。ただし、他の短縮条件(設定変更後・ST駆け抜け後)と比べて、期待値がやや低めに出やすいという実態があります。
その落とし穴となっているのが、BBランクのリセットと差枚状況による冷遇です。
美馬ST後は、ST終了という区切りのタイミングで有利区間が切断されているケースが多く、その際にBBランク(エピソードボーナス当選期待度)が初期値に戻ってしまう可能性があります。このBBランクはAT突入率やチャンス目ナビの正解率に大きく関わっており、低ランク状態ではAT非突入=出玉なしという結果になりやすくなります。
さらに、有利区間のリセットによって黒煙りポイントも失われる場合があるため、内部的な抽選優遇も消滅してしまいます。
加えて、美馬STは本来“ご褒美”として扱われる強力な状態ですが、それを抜けた直後は出玉バランス的に冷遇を受ける傾向にあることも、期待値が伸び悩む一因となっています。これは実践データからも見て取れ、AT中の「流る血潮」出現率が他の状態に比べて明らかに低いとの報告もあるほどです。
つまり、美馬ST後は天井が浅くなる分「表面上の期待値」は高そうに見えるものの、内部的な冷遇要素が多く含まれており、他の短縮パターンほど安定した収支に結びつかないリスクがあるということです。
打ち出しラインとしては、300G~より少し深め、320G~を目安に狙うことでリスクと期待値のバランスを取るのが有効です。単純に「短縮=打てる」と考えるのではなく、状態の違いを理解しておくことが収支を安定させる鍵になります。
カバネリ期待値表を元に検証考察
- 2スルー期待値を狙うべきか
- 単発後の期待値はどれくらい?
- ゾーン狙いで期待値を取る方法
- 期待値表からわかる短縮狙い
- カバネリで生駒が1000枚当たる確率
- スルー回数による期待値の変化を解説
2スルー期待値を狙うべきか
2スルーの状態とは、駿城(しゅんじょう)ボーナスを2回連続でスルーし、まだST(メインAT)に突入していない状況を指します。カバネリでは、このスルー回数によって「スルー天井(5回目でエピソードボーナス=ST確定)」が近づくため、スルーが進むごとに期待値が上昇する構造となっています。
実際の期待値データを見ると、通常時・1000G天井・2スルー状態であれば、
- 450Gスタート(等価):+1,417円(時給約2,100円)
- 550Gスタート(等価):+2,253円(時給約3,600円)
というように、スルー回数によってボーナスからATに繋がる確率が高まり、出玉の安定性が増すのが特徴です。
さらに、スルー回数が増えることでBBランク(エピソードボーナス当選期待度)も上昇しやすくなるため、2スルー以上は実質的にST突入まで打ち切る価値があるラインだといえます。
ただし注意点もあります。期待値があるとはいえ、低いゲーム数(200G前後など)では、投資効率が悪くなる可能性があるため、最低でも400G以上から打ち出すのが現実的です。また、現金投資の場合は交換率によりマイナスに転じることもあるので、持ちメダルでの実戦が望ましいといえるでしょう。
結局のところ、「2スルー+一定G数以上」という条件が揃っていれば、安定した期待値が見込めます。1スルーまでの不確定な状況よりも、より精度の高い立ち回りが可能なゾーンと言えるでしょう。
単発後期待値はどれくらい?
カバネリにおける「単発後」は、STに突入したものの即終了して出玉が少ないまま終わった状態です。この状況では、次回の天井が650Gに短縮されるという明確なメリットがあります。
短縮天井の状態では、通常の1000G天井よりも350Gほど早く到達するため、投資額が少なく済み、結果として期待値が大きく向上します。
たとえば、ST駆け抜け後(=単発)・0スルーの期待値データでは、
- 300Gスタート(等価):+2,156円
- 400Gスタート(等価):+4,189円
- 500Gスタート(等価):+5,961円
このように、400Gを超えたあたりからは時給換算で8,000円〜15,000円を超える水準になるケースもあります。単発後というだけで、次回が短縮天井確定になるので、「浅めのG数でも十分狙える」ことがわかります。
ただし、他の短縮パターン(設定変更後や美馬ST後)と違い、差枚数のリセットが発生していない場合は、有利区間が継続しておりBBランクも引き継がれている可能性が高いのがポイントです。これにより、チャンス目ナビの精度やエピソードボーナス期待度も高く、単発後は非常に強力な狙い目となる状況が整っているといえます。
単発後の台を見つけたら、250G〜300G以上を目安に打ち始めることで効率よく期待値を積めるでしょう。何気なく空いている単発後の台は、実はお宝台である可能性もあります。
ゾーン狙いで期待値を取る方法
カバネリは「ゾーン狙い」が有効な数少ない6.5号機の一つで、特定のゲーム数付近でのボーナス当選率が上昇する特徴があります。特に100G・250Gのゾーンは注目ポイントであり、短時間かつ少ない投資で期待値を拾える立ち回りとして重宝されています。
【代表的なゾーンと当選率(設定1)】
- 100G:ボーナス当選率 約35.3%
- 250G:当選率 約33.1%
- 450G:当選率 約13.9%(弱ゾーン)
- 650G:当選率 約37.8%(天井も視野)
この中で「ゾーン狙い」に適しているのは、100Gゾーンと250Gゾーンの2つです。
たとえば、100Gゾーンを狙う場合は「80G~128G抜けまで」、250Gゾーンは「175G~280G抜けまで」が基本的な打ち出しラインとされています。
【100Gゾーンの簡易期待値(等価)】
- 90G~120Gを回した場合、期待値:+600〜700円程度(時給換算:約1,000〜2,000円)
【250Gゾーンの簡易期待値(等価)】
- 180G〜280Gを回した場合、期待値:+1,000〜1,500円前後(時間効率も◎)
重要なのは、「ゾーンを抜けたら即ヤメ」が鉄則であること。前兆やチャンス目の状況によって多少前後する場合はありますが、あくまでもピンポイントで打ち切ることが時間効率と収支の両立に繋がります。
また、天井短縮がかかっている状態(STスルー後、美馬ST後など)でもゾーンは有効ですが、ゾーンより天井到達が近い場合は、そのまま天井狙いに切り替える判断も必要です。
ゾーン狙いは「ハイエナ向き」「リスク少なめ」の戦略としておすすめできますが、何度も外すと収支が安定しにくいため、数をこなして平均化する視点も持っておきましょう。
期待値表からわかる短縮狙い
カバネリの期待値表をじっくり見ることで、「天井短縮がどれほど強力か」がはっきりと理解できます。とくに、650G天井が適用される状態(設定変更・ST駆け抜け後・美馬ST後)では、浅めのゲーム数からでも十分に期待値を積めることが数字で示されています。
たとえば、通常の1000G天井では、期待値がプラスに転じるのは450G〜550G以降ですが、天井短縮時では:
- 250Gスタート(等価):+1,113円(ST駆け抜け後)
- 300Gスタート(等価):+2,385円(設定変更後)
- 400Gスタート(等価):+4,318円(美馬ST後)
このように、300G台でも期待値2000〜4000円超えが狙える状態が明確に示されています。
ただし、短縮狙いにおいて注意が必要なのは、「短縮されているかの判別が難しい場合がある」という点です。液晶上のゲーム数表示は0Gからスタートしていても、リセット後は内部的にG数が加算されていたり、ST駆け抜け後がわかりにくいケースもあります。
そのため、
- データカウンターの履歴確認(ST終了直後かどうか)
- 美馬ST後であるかの判別(CZ履歴やチャンス目失敗数のカウント)
- リセットの可能性(ホールの傾向や朝一の挙動)
などを組み合わせて、「この台が短縮対象かどうか」を見極める必要があります。
さらに、短縮天井狙いが優秀なのは“期待値だけでなく時間効率も高い”点。ST突入で即ヤメが可能なため、1台にかかる消化時間が短く、効率的に数をこなせるのが短縮狙いの魅力です。
期待値表にしっかり目を通すことで、「どこから打つとどれくらいの見返りがあるのか」が明確になります。特に短縮状態の300〜500G台は、勝ち筋が太く、安定した収支に繋がりやすいため、迷ったらまず狙いたいポイントです。
カバネリで生駒が1000枚当たる確率
カバネリで「生駒が1000枚出す」というのは、主にST(カバネリ・オブ・ジ・アイアンフォートレス)中に生駒のボーナスパートでまとまった出玉を獲得するケースを指します。とはいえ、特定キャラが1000枚出す確率を公式が明示しているわけではないため、ここでは実戦値とゲーム性の理解をもとに解説していきます。
まず、生駒ST中は「チャンス目によるボーナス抽選」がメインの出玉獲得ルートになります。生駒の場合は、チャンス目成功時に即ボーナス当選の可能性がある一方で、出玉性能はやや荒れ気味で、上振れも下振れも起こりやすい設計です。
平均的なST1回での獲得枚数は約500〜600枚前後とされています。そのため、生駒1人で1000枚を超えるというのは、
- ST中にエピソードボーナス(流る血潮など)が絡む
- ボーナスループが継続し続ける
- 初期ゲーム数や残りゲーム数が多く、チャンス目を多く引けた
というような複数の好条件が重なった結果に限られます。
実際の実戦データから見ても、「生駒単独で1000枚以上出る確率」は5〜10%未満程度に収まると考えられます。中でも、ST開始時に上位モードに滞在していたり、黒煙りポイントが溜まっていた場合に大きく伸びやすいです。
よって、「狙って1000枚出す」ことは困難ですが、出玉トリガーとしては十分に強く、波に乗れば1000枚以上の獲得も全然あり得るポテンシャルを持っているキャラという位置づけです。ちなみに、美馬STや裏美馬STであれば、1000枚以上の獲得率はさらに上がります。
スルー回数による期待値の変化を解説
カバネリにおいて、「スルー回数」は期待値を考えるうえで非常に重要な指標です。駿城ボーナスをスルーするたびに、ST(メインAT)に突入していない状態が続き、スルー天井(5回目でエピソードボーナス確定)に近づいていくためです。
以下は、スルー回数別の特徴と期待値の傾向です。
【0スルー】
- 1000G天井での打ち出しが基本
- 期待値が発生するのは450G〜
- 550G以降でようやく時給2000円超えが見えてくる
【1スルー】
- スルー回数の恩恵がやや乗ってくるが、狙い目は基本的に500G以上
- 特に短縮天井(650G)の場合は300G台から狙える場面も
【2スルー】
- ゲーム数が浅くても期待値が発生しやすくなる
- 通常時でも450G〜は十分打ち始め可能
- 短縮天井時は250〜300Gでもプラスに
【3スルー以上】
- ほぼすべての状況でプラス域に突入
- 100G~でも期待値があり、ゾーン絡みならさらに効率良し
- 等価なら問答無用で打ち出しOK
このように、スルー回数が増えるほど、打ち出しラインが浅くなり、投資リスクも下がっていきます。
さらに見逃せないのが「BBランク」の上昇です。スルーを繰り返すことでBBランク(エピソードボーナス当選期待度)が内部的に上昇し、AT突入率が高まることがわかっています。特に美馬CZのスルーが絡むと、次回EPボーナスの期待度が跳ね上がるので、スルー履歴のある台は積極的に狙う価値があります。
実戦では、スルー回数とゲーム数を組み合わせて考えることで、より期待値の高いタイミングで台を確保できるようになります。
総括:カバネリ期待値の狙い目は?
- 期待値はST突入まで打ち切る前提で算出されている
- 通常時は450Gからプラス域だが交換率によりマイナスもある
- 550G以上は時給2000円超えが狙える安定ライン
- 650G天井が適用される短縮状態は狙い目となる
- リセット後は液晶表示と内部ゲーム数のズレに注意
- ST駆け抜け後は300G以上から時給8000円超えも可能
- 美馬ST後は冷遇が入りやすく慎重な立ち回りが必要
- 2スルー以上であれば期待値は大きく上昇する傾向にある
- 単発後はBBランクが引き継がれ高期待値が見込める
- 100G・250Gはゾーン狙いに適したポイント
- ゾーン狙いは前兆確認と即ヤメが時間効率の鍵
- 生駒単体で1000枚出る確率は5〜10%程度と低め
- スルー回数が多いほど浅いG数からでも狙える
- 期待値表を見て短縮天井時の有利なG数を把握すべき
- 見た目だけでなく内部状態も考慮して立ち回るべき