
アイムジャグラーの設定5は「高設定」として認識される一方で、挙動が安定しにくく、見極めが難しいとされることもあります。
この記事では、「アイムジャグラー設定5のグラフ」に関心を持つ方に向けて、設定5の出方や波の特徴、勝ちやすさ、やめ時の判断などを詳しく解説します。
たとえば、REG(バケ)が先行しているときに続行すべきかどうか、設定5に打つ価値があるか、3000回転や5000回転時点のグラフから何を読み取るべきかなど、実践に役立つ視点を多角的に紹介します。
また、設定5を見切るべき状況や、設定4とのグラフの違い、最大ハマりの傾向、期待値の目安についてもデータをもとに解説します。
この記事を読むことで、設定5の挙動を正しく理解し、ホールでの立ち回りに活かすためのヒントが得られるはずです。
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設定5のグラフに見られる典型的な波や形状
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バケ先行時や中盤以降の展開に対する立ち回り方
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設定4とのグラフの違いや見切り判断のポイント
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設定5の期待値や最大ハマりの傾向
目次
アイムジャグラーの設定5でのグラフの特徴
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設定5でのグラフはどんなグラフ?
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設定5はバケ先行でも続行すべきか?
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設定5の打つ価値と判断基準とは
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アイムの設定5は負ける?きつい?
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設定5の3000回転時のグラフの見方
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設定5の5000回転で見える展開の変化
設定5でのグラフはどんなグラフ?
【2,000枚の壁】
結論、そんなものは存在しない。下記4枚のシミュレート結果は、
Sアイムジャグラー
設定5 × 7,000Gのデータです。自分が作ったシミュレーターでも
「それらしい」スランプグラフを描く事があります。ただ、これらは結果としてそうなっただけです。#2000枚の壁 pic.twitter.com/B0YWafuHBQ
— けん@ウェブシュミレーター制作 (@kenslo65536) June 18, 2024
設定5のグラフは、緩やかな右肩上がりまたは上下に波を描きながらジワジワと上昇していくパターンが多く見られます。
一撃で急激に伸びるような派手な動きは少なく、どちらかというとコツコツと積み重ねていくような形が特徴です。
特に目立つのが、序盤から中盤にかけて小刻みに増減を繰り返しながらも、最終的に差枚がプラスで終わるような展開です。これは、設定5がREGの出現率に優れており、BIGが少なくても差枚を維持しやすい構造になっているためです。
ただし、すべてのグラフが安定して右肩上がりになるわけではありません。
REGに偏った場合、出玉が伸びずグラフが横ばいになることもありますし、BIGが引けない展開が続けば一時的に大きく落ち込むグラフも見られます。そういったケースでは「これ本当に高設定?」と思ってしまうような右下がりに近い波になることもあるでしょう。
また、8000Gや1万Gといった長時間の実践では、途中で大きなハマりや反発も起こり得ます。そのため、設定5のグラフは「見た目で一発判別できるほど単純ではない」点に注意が必要です。
トータルでは右肩上がりになっていたとしても、途中には谷間のようなマイナス域も含まれることが多いため、設定5のグラフは“緩やかだが不安定さも内包している形だと捉えると理解しやすくなります。
設定5はバケ先行でも続行すべきか?
打ち続ける価値は十分にあります。
REG(バケ)が先行している状況は、アイムジャグラーEXの設定5においてよく見られる挙動だからです。REG確率には明確な設定差があり、設定が高いほど出現しやすくなります。
このため、REGが多く引けているということは、高設定の可能性が高まっている状態だと判断できます。
特に設定5は、BIGよりもREGの確率の方に大きな設定差が設けられているため、REGがしっかり出ている限り、途中で見切るのはややもったいない選択になるかもしれません。
例えば、REG回数が多く、合算確率も設定5の理論値である1/128前後を維持している場合、たとえ一時的に出玉が伸び悩んでいても、続行を検討する価値は高いです。
ただし、注意点もあります。REGが先行していても、BIGが全く引けないまま出玉が削られていくと、精神的にかなり辛くなります。その結果、焦ってやめてしまうこともあります。ですので、メンタルの消耗を避けるためにも、総回転数やブドウ確率といった他の要素も合わせて判断すると良いでしょう。
設定5の打つ価値と判断基準とは
設定5には明確な打つ価値があります。
特に理由としては、フル攻略時で機械割が105.66%と、長期的に見て勝率が高い設定だからです。アイムジャグラーEXの中では、設定6と同様に高設定帯に分類されるため、しっかり回すことで収支が安定する傾向があります。
これを打つかどうかの判断基準としては、ボーナス合算確率が1/130を切っているか、REGが先行しているか、そしてブドウ確率が設定5以上の水準にあるかを複合的に見極めることが大切です。
例えば、3000G以上の時点で合算1/125、REGがBIGよりも多く、さらにブドウ確率が1/6.0前後であれば、高設定の可能性がかなり高いと言えます。このような場合は、たとえ一時的にマイナス域にあっても、粘ることで収支がプラスに転じるケースが多く見られます。
一方、合算が1/150を超えていて、REGも特に多くない、さらに小役も弱いといった条件が重なる場合は、設定5以下の可能性があるため、見切りを検討するべきでしょう。
アイムの設定5は負ける?きつい?
設定5であっても、負ける可能性は十分にあります。
高設定=必ず勝てると思われがちですが、アイムジャグラーEXのようなノーマルタイプでは、短期的なヒキによる影響が非常に大きいためです。
設定5の理論上の機械割は103.3%(チェリー狙い時)ですが、これはあくまで長期的に見た平均値です。1日単位で見れば、マイナスで終わるケースも少なくありません。特にBIGが引けない展開が続くと、出玉が増えず、精神的にもきつい時間が続きます。
実際、シミュレーション結果を見ても、設定5でも700枚~2000枚ほどのマイナス差枚になるパターンが確認されています。これは、BIG確率に偏りが出た場合に起こる典型的な「負けパターン」です。
一方で、REGが先行している台は高設定の期待が持てるため、粘る選択が正解となることもあります。とはいえ、出玉が伴わない時間が長引くと、打ち手としては「本当に高設定なのか?」と不安になるものです。
設定5の3000回転時のグラフの見方
3000回転時点のスランプグラフは、設定5の挙動を見極めるための重要な判断材料となります。
この段階では、ある程度のボーナス出現状況や差枚数の傾向がグラフに表れ始めているからです。
まず注目すべきは、ボーナス合算が設定5の理論値(1/128.5)付近かどうかです。仮に合算が1/130前後で、グラフが右肩上がりまたは小刻みに上下しながらも横ばいであれば、設定5の可能性が高いと言えるでしょう。
一方で、REGが多くて出玉がついてこない場合や、グラフが平坦でも合算が優秀であれば、これから伸びる余地も十分にあります。
逆に、BIG・REGともに引けていない、グラフが一貫して右下がりで差枚が大幅にマイナスであれば、設定5の可能性は低くなるか、あるいはかなり下振れている状態と見ることができます。
この時点で判断を誤ると、期待値のある台を捨ててしまうことにもなりかねません。ボーナス確率・グラフの角度・最大ハマりなどを複合的に見て、落ち着いた判断が求められます。
設定5の5000回転で見える展開の変化
5000回転を超えると、設定5の本来の挙動がよりはっきりと表れ始めます。
序盤や中盤で伸び悩んでいた場合でも、ここから出玉がついてくるパターンは非常に多いです。
例えば、3000回転時点ではマイナス差枚であった台が、5000Gを超えたあたりで連チャンが始まり、グラフが上昇に転じるケースはよく見られます。このような「後半型」の出方が設定5には多く、焦ってやめてしまうと損をする可能性があります。
また、このタイミングになるとBIGとREGの比率やブドウ確率も安定しやすくなるため、より正確な設定判別ができるようになります。REGが強く、合算も良好であれば、高設定として打ち続ける価値は十分にあるでしょう。
ただし、注意点もあります。5000G回してもグラフが一貫して右下がり、かつボーナス確率が理論値を大きく下回っている場合は、設定5であっても展開に見切りをつける判断が必要になることもあります。
アイムジャグラーの設定5でのグラフの勝率と見切り方
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設定5を捨てる判断基準とは
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設定4グラフとの違いを見極めるコツ
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設定5の最大ハマりはどの程度?
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設定5の期待値をデータから分析
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設定5の安定感は実践データでどうか
設定5を捨てる判断基準とは
設定5を途中で見切るべきかどうかは、複数の要素を総合的に判断する必要があります。
ただ単に出ていないからという理由だけでやめてしまうと、本来プラスで終われたはずの台を捨ててしまうことになりかねません。
まず重要なのは、合算確率が1/150を超えているかどうかです。設定5の理論値は1/128.5なので、それより明らかに悪い状態が長く続いている場合、低設定の可能性も視野に入ってきます。加えて、BIGとREGのバランスも注目ポイントです。REGに極端に偏っている場合は高設定の可能性がありますが、どちらも少ないようであれば危険信号です。
次に、ぶどう確率が1/6.3を大きく下回っていると、設定5以上の期待は薄れていきます。さらに、スランプグラフが長時間にわたり右下がりを続けている場合、たとえ一時的に持ち直しても、大きな上昇は見込みにくい状況と判断されやすくなります。
これらの点を総合して見たうえで、粘るか捨てるかを決めましょう。ただし、他に明らかな高設定が空いている、もしくは時間や投資に限界がある場合は、より現実的な判断が求められます。
設定4グラフとの違いを見極めるコツ
設定5と設定4のグラフは一見似ているように見えても、よく観察すると明確な差があります。
その見極めのカギは、ボーナスの質と出玉の維持力にあります。
設定4のグラフは、右肩上がりのように見えても、途中で出玉が削られやすいのが特徴です。第1ピークを迎えた後に大きなハマりが発生し、そのままプラス差枚を維持できず、横ばいや右下がりになっていくパターンが多く見られます。
一方で、設定5のグラフは、ハマりはあってもREGによる下支えが強く、大きく飲まれてもゼロラインを割る前に踏みとどまるケースが目立ちます。また、BIGが引けたタイミングで一気に差枚が伸びやすく、全体的には緩やかな右肩上がりになる傾向があります。
加えて、合算確率が安定して1/135を上回っているなら、設定5の可能性は高くなります。設定4は一時的に良い数値を示すことはあっても、長期で見ると1/140〜1/145程度に落ち着く傾向があるため、その差が見極めのヒントになります。
設定5の最大ハマりはどの程度?
設定5であっても、ハマるときはしっかりハマります。
800G台、場合によっては900G超えの深いハマりも発生することがあり、これは低設定特有の挙動と見間違えられがちです。
多くの実戦データやシミュレーションでは、設定5の最大ハマりは500G~900Gの範囲に収まることが多く、まれに1000G近くまで伸びることもあります。これはあくまで短期的な下振れであり、設定値によるハマり回避の保証がないためです。
例えば、REG確率が良くてもBIGを引けない展開が続くと、出玉が減る一方で精神的なプレッシャーもかかります。
そのうえで800G級のハマりが続くと、「設定1かもしれない」と不安になり、途中でヤメてしまう要因にもなります。
しかし、設定5はREGが比較的安定して出現するため、REGにしっかり寄っている場合は、そのハマりも一時的なものである可能性があります。過去のデータでは、900Gハマり後に連チャンで差枚プラスに転じた例も多く報告されています。
よって、設定5でも深いハマりは十分あり得るという前提で、合算・REG比率・グラフの流れを合わせて見極めていくことが重要です。
設定5の期待値をデータから分析
設定5の期待値は、フル攻略時でおおよそ+1500枚(約30,000円相当)が目安とされています。
これは8000回転以上を理想的に回した場合の平均収支であり、チェリー狙いなどの技術介入がしっかりできていることが前提です。
まず、理論上の機械割は103.3%(通常打ち)から105.66%(フル攻略時)とされており、これを1日あたりの回転数に換算すると、約8000G×3枚=24,000枚投資に対して、約792枚〜1350枚のプラスが見込めます。もちろんこの数値は、理想的な条件下での計算です。
実際のシミュレーションデータを見ても、設定5では多くの場合で収支はプラスに落ち着いています。
例えば、10台分の8000G実践データを集計した結果では、平均収支は+15,000円前後、勝率は70%以上を記録していました。
ただし、どんなに期待値が高くても、展開が悪ければ短期的に負けるリスクは避けられません。
このため、期待値を活かすには「粘り強く回し切る」ことが極めて重要になります。
打ち始めの数千Gで判断を下すのではなく、長期的な目線で見たときにプラスになる力を持っているのが、設定5の特徴です。
設定5の安定感は実践データでどうか
設定5には安定感がある一方で、波の荒さも共存しているという、やや複雑な傾向が見られます。
このため、単に「安定型」とは言い切れない部分があるのが実際のところです。
複数のシミュレーションでは、8000回転での勝率は約70〜78%前後とされており、多くのケースで収支がプラスに落ち着いています。
ただし、展開によってはマイナス2,000枚以上の大負けを喫する台も含まれており、「安定している」という印象を持ちづらい瞬間もあるのが現実です。
その理由のひとつに、BIG偏重の展開にならない限り、大量出玉が出にくいという設定5の特性があります。
REGに偏れば合算は良くても出玉が増えず、ジワジワと削られていくパターンもありますし、一時的なハマりによってマイナス差枚に転落することもあります。
一方で、差枚がマイナスになっても、REGや小役が優秀であればその後持ち直すことも多く、トータルではややプラス、あるいは大きなマイナスにならず終わることが多い印象です。
こうして見ると、設定5の安定感は長期で見れば強いが、短期でブレやすいという性質を持っています。
そのため、「設定5は安定して勝てる」と断言するにはやや注意が必要で、粘りと冷静な判断力が求められる設定だといえるでしょう。
総括:アイムジャグラーの設定5でのグラフの特徴
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設定5のグラフは緩やかな右肩上がりになりやすい
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一時的にマイナス域に沈む場面も珍しくない
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REG先行は設定5を示唆する重要な挙動
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BIGが引けないと精神的にきつくなりやすい
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合算1/128前後で安定していれば続行価値が高い
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3000回転時点では合算とREG比率で判断可能
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5000回転以降は設定差が明確に表れやすい
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スランプグラフが右下がりなら要注意
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ブドウ確率は1/6.0前後を目安にする
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勝率は70%以上あるが大負けも起こり得る
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最大ハマりは800〜900Gを超えることもある
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設定4との違いは出玉維持力とREG比率に出る
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見切り判断は合算・小役・グラフの形で行う
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フル攻略時は105%超えの機械割が見込める
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安定感はあるが展開に左右されやすい一面もある