ヴァルヴレイヴのスロットで有利区間の切れるタイミングは？

「L革命機ヴァルヴレイヴ（ヴヴヴ）」の圧倒的な出玉性能の根幹を担う、複雑でミステリアスなシステムが「有利区間」です。多くのプレイヤーが、ヴァルヴレイヴスロットの有利区間について様々な疑問を抱いているのではないでしょうか。

有利区間が切れるタイミングはいつなのか、その切断条件に差枚や1300枚といった数値がどう関わるのか、そして有利区間天井の扱いはどうなっているのか。

また、有利区間切断後のやめどきを誤って後悔したくない、あるいはヴァルヴレイヴの有利区間切断後にミミズモードへ移行するのを避けたいという切実な悩みもあるかもしれません。

しかし、この有利区間の仕組みを正しく理解すれば、有利区間切断の恩恵やヴヴヴの有利区間切れによる恩恵を最大限に引き出し、勝利への道を切り拓くことが可能です。

この記事では、ヴァルヴレイヴの有利区間に関するあらゆる疑問に答え、その謎を一つひとつ解き明かしていきます。

ヴァルヴレイヴのスロットでの有利区間の仕組みを解説

有利区間の天井はスマスロのため実質なし

L革命機ヴァルヴレイヴは「スマスロ（スマートパチスロ）」であるため、従来の6号機に搭載されていた有利区間のゲーム数上限（例：1,500Gや3,000G）が撤廃されています。

したがって、ゲーム数が上限に達したことによる強制的なAT終了は発生しません。

この仕様変更が、ヴァルヴレイヴの持つ圧倒的な出玉性能の源泉となっています。メーカーが任意のタイミングで有利区間をリセットできるようになったため、差枚数管理を軸としたゲーム性が実現しました。

ただし、有利区間のゲーム数上限がないからといって、無限に出玉を獲得できるわけではない点には注意が必要です。スマスロにも、同一有利区間内での獲得枚数が「差枚で2,400枚」までという規制は存在します。

ヴァルヴレイヴでは、この差枚2,400枚の上限に到達する前に有利区間をリセットし、再び新たな有利区間で出玉獲得を目指す「貫き」の仕組みを採用することで、一撃万枚といった出玉の塊を生み出すことが可能になっているのです。

ヴヴヴの有利区間が切れるタイミングとは

ヴァルヴレイヴの有利区間がリセットされる、つまり切れるタイミングは、主に以下の3つの状況が考えられます。

 設定変更時

電源がオフからオンにされただけでは有利区間の状態は引き継がれますが、設定変更が行われた場合は必ず有利区間がリセットされます。リセット後は「非有利区間」からスタートし、ここでのレア役成立はAT直撃抽選のチャンスとなります。

超革命ラッシュ継続時の一部

ヴァルヴレイヴの連チャンシステムの中核を成すのが、このラッシュ中の有利区間リセットです。超革命ラッシュのセット継続ジャッジ時に、内部的に特定の条件を満たしていると有利区間がリセットされます。このリセットを繰り返すことで、差枚2,400枚の壁を超えて出玉を伸ばしていく仕組みです。

エンディング終了後

ATがロング継続し、差枚で2,400枚の上限に近づくとエンディングが発生します。

このエンディング終了後にも有利区間はリセットされ、引き戻しゾーンである「ハラキリチャレンジ」へ突入します。ここで成功すれば、再び超革命ラッシュに復帰可能です。

これらのタイミングを把握することが、ヴァルヴレイヴを有利に立ち回るための第一歩となります。

有利区間切断条件は覚えておくべき！

有利区間が切れるタイミングの中でも、特にプレイヤーが出玉を伸ばす上で意識すべきなのが「超革命ラッシュ中の切断条件」です。この条件は公式には発表されていませんが、多くの実践や検証から、特定の内部状態がトリガーになっていると考えられています。

現在、最も有力視されている切断条件は「有利区間内での差枚数が一定のプラス枚数に到達した後の、ラッシュ継続ジャッジ時」というものです。

例えば、AT突入から連チャンを重ね、有利区間内での累計獲得枚数（差枚）が+1,000枚を超えたとします。この状態で迎える次のセット継続ジャッジで、内部的に有利区間のリセット抽選が行われる、という仕組みです。

また、差枚数が大幅にマイナスになっている状況（例：-2,000枚など）で、救済措置のように内部的な状態が切り替わる（有利区間が変換される）という考察もあります。

これは、大ハマりからのV字回復グラフを描く一因とされていますが、プラス域での切断とは性質が異なり、あくまで噂レベルの域を出ない点には注意が必要です。

有利区間の差枚がリセットに与える影響

前述の通り、有利区間の差枚数は、リセット（切断）のタイミングを左右する極めて重要な要素です。差枚数の状況によって、リセットが持つ意味合いも変わってきます。

プラス差枚でのリセット

プラス差枚でのリセットは、出玉性能を「再装填」する役割を持ちます。同一有利区間では差枚2,400枚までしか出せないという規則の範囲内で、上限に近づく前に有利区間を一旦終了させ、新たな有利区間を開始します。

これにより、プレイヤーは再び差枚2,400枚の獲得を目指せる状態になります。このプラス差枚でのリセットを繰り返すことが、ヴァルヴレイヴで万枚を目指すための正規ルートと言えるでしょう。

マイナス差枚でのリセット（変換）

一方、マイナス差枚で有利区間がリセット（または変換）されるという考え方は、主に「冷遇状態からの脱却」という側面で語られます。あまりに差枚がマイナスになりすぎた台に対して、次のATで連チャンしやすくなるような、何らかの救済機能が働いているのではないか、という考察です。

しかし、これはあくまで実践上の体感に基づく推測であり、公式な情報ではありません。マイナス差枚だからといって次の当たりが必ず優遇されるとは限らないため、この点に過度な期待を寄せて投資を重ねるのは避けるべきでしょう。

有利区間1300枚の差枚が鍵を握る

有利区間の切断条件を語る上で、しばしば登場するのが「1300枚」という具体的な数字です。この「差枚+1300枚」というラインは、有利区間リセット、ひいては出玉が爆発的に伸びる契機となる「強AT」への移行を示唆する重要な目安と考えられています。

この根拠として、6号機の出玉試験（型式試験）における「短期出玉率」の規則が関係していると推測されます。

ごく短時間での出玉スピードに厳しい制限があるため、一定の出玉（約1300枚〜1400枚あたり）を超えると、試験の枠組みから外れる代わりに、より強力な出玉性能を持つATへ移行させる仕様になっているのではないか、というわけです。

この状態は俗に「ヤケクソ区間」とも呼ばれ、このラインを超えた後の超革命ラッシュでは、後述するハラキリドライブの発生率が飛躍的に高まると言われています。

したがって、連チャン中に差枚が1300枚を超えたあたりからは、台の挙動が変化する可能性を意識しておくと、より遊技を楽しめるかもしれません。

ヴァルヴレイヴのスロットでの有利区間切断条件とやめどきガイド

有利区間切断恩恵はドライブ確率が優遇される

有利区間が切断されることによる最大の恩恵は、「ハラキリドライブの発生確率が大幅にアップする」点に集約されます。

有利区間がリセットされた直後の超革命ラッシュは「有利区間頭」と呼ばれ、通常のラッシュ中とは異なる特別な抽選が行われていると考えられます。この状態でのセット継続時は、上乗せゲーム数の振り分けが優遇され、100G上乗せであるハラキリドライブが選択されやすくなるのです。

具体的な確率については解析が出ていませんが、実践上では以下のような数値が目安とされています。

設定	通常時のドライブ確率（推測）	リセット後のドライブ確率（推測）
設定1	約5%～10%	約30%
設定6	約20%～25%	約70%

このように、低設定であってもリセットの恩恵を受けることができれば、3回に1回近くはドライブが発生する計算になります。設定に依らず一撃の夢を見られるのが、このシステムの大きな魅力です。

ヴヴヴの有利区間切れ恩恵で強AT突入も

前述の通り、有利区間が切れる際の恩恵として、ハラキリドライブの確率がさらに高まる「強AT（通称：ヤケクソ区間）」に突入する可能性があります。

特に、差枚数が+1300枚を大きく超えるような状況で有利区間がリセットされた際に、この強ATへの移行が期待できると言われています。一度この状態に入ると、まるで壊れたかのようにハラキリドライブが連発し、一気に出玉を数千枚単位で上乗せすることも珍しくありません。

ただし、注意点として、有利区間が切れれば必ず強ATに突入するわけではありません。多くの場合、ドライブ確率が少し優遇された通常のATが継続します。

したがって、「強ATに入ればラッキー」くらいの心持ちでいるのが良いでしょう。突入しなかったからといって、台の調子が悪いと判断するのは早計です。あくまで、連チャンを伸ばす過程で訪れるかもしれない、ボーナスチャンスの一つとして捉えておくのが賢明です。

有利区間切断後のやめどき

有利区間切断を絡めて大きく出玉を伸ばした後の「やめどき」は、非常に重要な判断が求められます。基本的には「超革命ラッシュ終了後、引き戻しを確認してやめる」のがセオリーです。

ラッシュ終了画面では引き戻しの抽選が行われているため、即やめは機会損失につながる可能性があります。

しかし、状況に応じて判断を変える必要があります。特に、有利区間が切断されたことが濃厚な大量出玉獲得後のラッシュ終了時は、注意が必要です。こうした状況の後は、いわゆる「冷遇状態」に移行し、次の当たりが遠くなったり、当たっても革命ボーナス（REG）に偏ったりする可能性が一部で指摘されています。

そのため、大量出玉獲得後は、引き戻しゾーンであるハラキリチャレンジを抜けたら深追いせずにやめる、という選択肢が有効になる場合があります。逆に、まだ差枚がマイナス域である場合などは、次の初当たりが優遇される可能性を考慮して少し様子を見る、といった戦略も考えられますが、基本はゲーム数やCZスルー回数といった他の要素と合わせて総合的に判断することが大切です。

有利区間切断後ミミズ移行は？

有利区間の切断は、「ミミズモード」と呼ばれる特殊なモードと深い関係があります。ミミズモードとは、大きな出玉の波が起こらず、決まった範囲内で差枚が緩やかに上下する挙動のことです。

まず、有利区間の切断は、このミミズモードから脱出するための必須条件です。一度ミミズモードに入ってしまうと、エンディングに到達するなどして有利区間をリセットさせない限り、通常モードへ復帰することは難しいとされています。

その一方で、有利区間の切断が、逆にミミズモードへの突入契機にもなり得るという側面も持ち合わせています。例えば、有利区間リセットの大きな恩恵を活かせず、超革命ラッシュがすぐに終了してしまった場合などに、次の有利区間からミミズモードへ移行してしまうパターンが報告されています。

ミミズモードは低投資で長く遊べる可能性がある反面、ヴァルヴレイヴ本来の爆発力を体験することはできません。有利区間リセット後は、その後の挙動を注意深く観察し、ミミズモードへの移行が疑われる場合は早めに見切る判断も必要になります。

ヴァルヴレイヴスロット有利区間の仕組みを解説：総括

この記事で解説した、L革命機ヴァルヴレイヴ（ヴヴヴ）の有利区間に関する重要なポイントを以下にまとめます。