
スマスロ「ワンパンマン」で勝利を目指す上で、設定差の理解は避けて通れない道です。
しかし、どの情報が重要で、どのように設定判別を進めれば良いのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。単純なCZやATの初当たり確率だけでなく、設定狙いにおいては様々な設定示唆演出を見抜く洞察力が求められます。
特に、ワンパンマン設定6のグラフが示すような安定した挙動を目指すには、重要な設定判別ポイントを一つひとつ押さえていくことが大切です。この記事では、設定変更後の挙動から、通常時やAT中に発生する細かな設定示唆まで、スマスロワンパンマンの設定差に関する情報を網羅的に解説します。
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CZ・AT確率や小役確率などの数値的な設定差
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終了画面やAT中の演出など、視覚的な設定示唆
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設定6が濃厚となるプレミア級の演出パターン
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集めた情報から総合的に設定を推測するための立ち回り
目次
ワンパンマン設定差の基本を解説!設定6や朝一の狙い方
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CZ確率とAT初当たり
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設定変更後の挙動と朝一の狙い方
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重要な設定判別ポイントの解説
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設定狙いで勝率を上げるコツ
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設定6を含む設定ごとのグラフ
CZ確率とAT初当たり
スマスロワンパンマンの設定判別において、基本となるのがCZとATの初当たり確率です。これらの数値は設定ごとに異なり、高設定ほど優遇される傾向にあります。
まず、CZ「怪人襲来」の確率は、設定1のから設定6のまでと、そこまで大きな差は設けられていません。したがって、CZの突入率が良いという理由だけで高設定と判断するのは難しいでしょう。
一方で、ボーナスおよびATの初当たり確率には明確な設定差が存在します。特にAT初当たり確率は設定1のに対し、設定6ではと大きく向上します。遊技台のデータを確認する際は、CZの回数だけでなく、ATにどれだけ繋がっているかを重視することが、設定を見抜く上での第一歩と考えられます。
設定 | ボーナス出現率 | AT出現率 | CZ確率 |
1 | 1/315.8 | 1/620.9 | 1/158.8 |
2 | 1/308.2 | 1/606.4 | 1/157.2 |
3 | 1/299.9 | 1/585.4 | 1/154.5 |
4 | 1/286.9 | 1/531.5 | 1/151.7 |
5 | 1/274.5 | 1/503.4 | 1/148.1 |
6 | 1/263.5 | 1/464.0 | 1/145.7 |
設定変更後の挙動と朝一の狙い方
朝一の立ち回りは、設定変更、いわゆるリセットの有無を把握することから始まります。本機は設定変更時に大きな恩恵があり、これを知っているかどうかで有利に立ち回れる可能性が変わってきます。
設定変更が行われた台は、内部モードが「通常B」以上からスタートすることが確定します。通常Aモードが完全に否定されるため、天国モードへの移行や、比較的早いゲーム数でのCZ当選に期待が持てます。
設定変更時のモード振り分け
モード | 振り分け率 |
通常B | 53.1% |
チャンス | 16.4% |
天国 | 30.1% |
超天国 | 0.4% |
このように、約3割が天国モードに振り分けられるため、朝一は128Gまでのゾーンが狙い目となります。リセットが濃厚なホールであれば、朝一から積極的に狙っていく価値は十分にあると言えます。ただし、リセット恩恵があるからといって必ずしも高設定とは限りませんので、その後の展開を注意深く観察することが大切です。
重要な設定判別ポイントの解説
本機の設定判別は、単一の要素だけでは判断が難しく、複数のポイントを総合的に見ていく必要があります。ここでは特に注目すべき重要な判別ポイントをいくつか紹介します。
一つ目は、前述の通りボーナスとATの初当たり確率です。これは設定判別の根幹をなす要素であり、常に意識しておくべき指標となります。
二つ目は、小役確率です。特に「弱チェリー」と「スイカ」の出現率に設定差が設けられています。差はわずかですが、長時間遊技する際にはサンプル数を集めやすいため、カウントすることで設定推測の精度を高めることができます。
設定 | 弱チェリー確率 | スイカ確率 |
1 | 1/69.7 | 1/99.1 |
2 | 1/68.1 | 1/96.4 |
3 | 1/66.5 | 1/93.8 |
4 | 1/64.8 | 1/90.4 |
5 | 1/62.5 | 1/85.7 |
6 | 1/59.9 | 1/79.9 |
三つ目は、CZやAT終了後のモード移行率です。高設定、特に設定4以上は通常Aからのモードアップ率や、通常Bから上位モードへの移行率が優遇されています。超天国モードへの移行が確認できれば、高設定の期待が大きく高まります。
これらの数値的な要素に加え、後述する多彩な示唆演出を組み合わせることで、より正確な設定判別に近づけるでしょう。
設定狙いで勝率を上げるコツ
設定狙いで勝率を上げるためには、冷静な分析と見切りの判断が鍵となります。高設定を確信できる強力な示唆が出現しない限りは、複数の推測要素を天秤にかけながら遊技を進める必要があります。
まず、CZやATの初当たり確率が良好な台を選ぶことが基本です。しかし、序盤の展開だけで判断するのは早計であり、少なくとも2000ゲーム程度は様子を見たいところです。その過程で、弱チェリーやスイカの出現率をカウントし、設定差のある小役が良好な数値で推移しているかを確認します。
また、出現した設定示唆演出は些細なものでも見逃さないようにしましょう。例えば、高設定示唆(弱)の終了画面であっても、複数回確認できれば信頼度は上がります。逆に、初当たりは軽くても示唆演出が全く出ない場合は、低設定のまぐれである可能性も考慮し、深追いしない勇気も求められます。
最も大切なのは、一つの要素に固執せず、常に複数の視点から台を評価し続けることです。良い要素と悪い要素を総合的に判断し、継続かヤメかを冷静に決断することが、長期的な勝率向上に繋がります。
設定6を含む設定ごとのグラフ
遊技台のデータを確認する上で、スランプグラフは設定を推測するための有用なツールです。特に設定6は、他の設定とは異なる特徴的なグラフを描く傾向があります。
ワンパンマンの設定6のグラフは、比較的安定して右肩上がりの曲線を描きやすいという特徴が挙げられます。これは、AT初当たり確率が別格に優遇されており、大きなハマりが少なく、コンスタントに出玉を増やす展開に期待できるためです。もちろん、短期的にはマイナス域に落ち込むこともありますが、終日単位で見ればプラス収支で終わる可能性が非常に高くなります。
一方で、低設定の台はCZをスルーしやすく、ATに繋がらないため、グラフは揉み合いながらも徐々に下降していくか、大きなハマりを繰り返して急降下するような展開が多く見られます。
ただし、グラフの形状だけで設定を断定することはできません。ATのヒキ次第では低設定でも一時的に大きくプラスになることもありますし、逆に設定6でも不運が重なれば伸び悩むこともあります。あくまで確率や示唆演出と合わせて総合的に判断するための一つの材料として活用するのが良いでしょう。
ワンパンマンの設定差を演出から見抜く方法
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ボーナス終了画面の設定示唆
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AT中の設定示唆演出まとめ
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設定6が濃厚となる特殊な演出
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総合的な設定判別の方法
ボーナス終了画面の設定示唆
ボーナスやAT終了時に表示される画面は、設定判別の重要な手がかりとなります。特定の画面が出現すれば、特定の設定以上が確定するパターンも存在するため、毎ゲーム必ず確認する癖をつけましょう。
終了画面の種類と示唆内容は以下の通りです。
画面 | 示唆内容 |
サイタマの背中など | 基本パターン |
時計 | 高設定示唆(弱) |
アニメエンディングのベランダ | 高設定示唆(強) |
サイタマ+地底人 | 設定2以上濃厚 |
奮戦サイタマ | 設定4以上濃厚 |
S級ヒーロー集合 | 設定6濃厚 |
「時計」や「ベランダ」の画面は高設定の可能性を高める要素ですが、これだけでは確定とは言えません。しかし、「サイタマ+地底人」以上の画面が出現した場合は、示唆された設定以上が濃厚となるため、遊技を続行する強力な後押しとなります。特に「S級ヒーロー集合」は、出現した時点で設定6が確定する、最も価値の高い終了画面です。
AT中の設定示唆演出まとめ
AT「ワンパンラッシュ」中にも、設定を示唆する多彩な演出が搭載されています。見逃しやすいポイントも多いため、注意深く観察しましょう。
ベストショットチャンスの写真
AT中のモード「常夏すぷらっしゅ」選択時に発生するベストショットチャンスでは、撮影に成功したキャラクター写真の組み合わせで設定を示唆します。
写真の組み合わせ | 示唆内容 |
リリー3枚 | 設定2以上濃厚 |
リリー4枚 | 設定3以上濃厚 |
フブキ3枚 | 設定3以上濃厚 |
フブキ4枚 | 設定4以上濃厚 |
タツマキ3枚 | 設定4以上濃厚 |
タツマキ4枚 | 設定5以上濃厚 |
同じキャラ5枚 | 設定6濃厚 |
獲得枚数表示
AT中の獲得枚数表示が特定の値を超えると、設定を示唆する「〇〇over」という表示が出現することがあります。
表示 | 示唆内容 |
246over | 偶数設定濃厚 |
456over | 設定4以上濃厚 |
666over | 設定6濃厚 |
コア破壊チャレンジ中のキャラ登場順
ATから上位ATへのCZ「コア破壊チャレンジ」では、登場するキャラクターの順番に設定示唆の秘密が隠されています。
登場パターン | 示唆内容 |
金属バットからスタート | 設定2以上濃厚 |
アトミック侍からスタート | 設定3以上濃厚 |
シルバーファングからスタート | 設定4以上濃厚 |
デフォルトの逆回転 | 設定5以上濃厚 |
オールプリズナー | 設定6濃厚 |
BURST中のセリフ
上位AT中のBAR揃い時は、5の倍数回ごとにPUSHボタンを押すとサイタマのボイスが発生します。このボイス内容で設定を示唆しています。
ボイス | 示唆内容 |
「うん、いい出来だ」 | 高設定示唆(弱) |
「テンション上がるな」 | 高設定示唆(強) |
「いいぜ、怪物でも…」 | 偶数設定濃厚 |
「覚悟はいいか?」 | 設定4以上濃厚 |
「必殺マジシリーズ、マジ殴り!」 | 設定6濃厚 |
設定6が濃厚となる特殊な演出
スマスロワンパンマンには、出現した時点で設定6での遊技が約束される、プレミア級の演出が複数存在します。これらの演出は出現率こそ低いものの、一度でも確認できれば終日打ち切る根拠となります。
以下に、設定6が濃厚となる主な演出をまとめます。
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ボーナス終了画面「S級ヒーロー集合」
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ベストショットチャンスで「同じキャラ5枚」
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獲得枚数表示「666over」
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コア破壊チャレンジで「オールプリズナー」
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BURST中のセリフ「必殺マジシリーズ、マジ殴り!」
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エンディング終了画面の認定証が「S級」
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C.A.C.やヒーロー図鑑演出で「タンクトップタイガー」出現
これらの演出は、まさに設定判別の切り札と言えるでしょう。特に「タンクトップタイガー」は、ニューギングループの機種でおなじみの激アツキャラであり、本機では設定6濃厚のプレミアムな役割を担っています。見逃すことのないよう、通常時の演出にも常に気を配っておくことが大切です。
総合的な設定判別の方法
これまで解説してきた様々な設定差と示唆演出を踏まえ、最終的な設定判別は総合力で行うことになります。設定6濃厚演出が出現しない限り、100%の設定を断定することはできませんが、複数の要素を組み合わせることで、その精度を極限まで高めることが可能です。
まず、台選びの段階では、ボーナスやATの合算確率が良い台を優先します。遊技を開始したら、小役をカウントしつつ、CZやAT終了後のモード移行をチェックします。そして、一回一回のボーナス・AT終了画面、AT中の挙動に細心の注意を払い、設定示唆を見逃さないようにします。
例えば、「AT初当たりは設定6の近似値だが、弱チェリー確率が設定1を下回っており、高設定示唆も一切出ない」という台であれば、低設定の可能性が高いと判断できます。逆に、「初当たりは重いが、終了画面で設定4以上が確定し、スイカ確率も良好」といった台であれば、粘る価値があると判断できるでしょう。
このように、プラス要素とマイナス要素を常に天秤にかけ、総合的な状況から台のポテンシャルを判断する冷静な視点が、設定判別においては不可欠です。
知っておきたいワンパンマンの設定差:まとめ
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AT初当たり確率は設定1と6で大きな差がある
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弱チェリーとスイカの出現率は高設定ほど高い
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設定変更後は通常Bモード以上からスタートする
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終了画面の「S級ヒーロー集合」は設定6濃厚
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AT中の獲得枚数表示「666over」も設定6濃厚
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コア破壊チャレンジの登場キャラ順は要チェック
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「オールプリズナー」パターンなら設定6の期待大
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BURST中のBAR揃い5回ごとのボイスに耳を澄ます
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「必殺マジシリーズ」ボイスは設定6濃厚のサイン
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「タンクトップタイガー」の出現は至福の瞬間
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エンディング中の鍋演出や認定証も見逃せない
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高設定ほど上位モードへの移行が優遇される
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CZ確率のみでの設定判断は危険
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複数の示唆要素を組み合わせて総合的に判断する
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設定判別には粘り強さと冷静な見切りが必要