
スマスロ市場で異彩を放つ『L東京喰種(トーキョーグール)』。
本機の出玉性能を最大限に引き出すために、有利区間の仕組みやエンディング後の挙動を正しく理解することは勝利への近道です。
特に、上位ATへの突入契機となる有馬貴将とのバトルや、通常時の最強フラグである中段チェリーの恩恵は、知っているだけで立ち回りの精度が大きく変わります。
「有利区間が切れるタイミング・切断後の挙動はどうなっているのか?」「差枚数が何枚で完走扱いになるのか?」といった疑問を持つユーザーも多いでしょう。
この記事では、実戦で役立つ有利区間狙いの具体的な立ち回りや、有利区間リセットのタイミングとその条件について、メーカー公開情報や実戦挙動に基づき詳しく解説します。
有利区間ランプの場所といった基礎知識から、東京喰種で有利区間とは何ですか?という根源的な疑問、さらには東京喰種で完走とは何ですか?という仕様の核心まで徹底的に掘り下げます。
有利区間切断による強力な恩恵や、詳細なエンディング発生条件を把握し、一撃大量獲得のチャンスを逃さないようにしましょう。
- 有利区間がリセットされる具体的なタイミングと条件
- エンディング到達後の恩恵である有馬貴将ジャッジメントの詳細
- 朝イチ設定変更時やリセット時の狙い目と挙動
- 有利区間に関連する立ち回りやヤメ時の判断基準
目次
東京グールの有利区間と切断タイミング
- 東京喰種で有利区間とは何ですか?
- 有利区間ランプの場所と確認方法
- 有利区間リセットタイミングと条件
- 有利区間切れるタイミング・切断後
- 有利区間切断の恩恵を解説
- 中段チェリー恩恵とフリーズ
東京喰種で有利区間とは何ですか?
パチスロにおける「有利区間」とは、風営法に基づく規則により定められた「役の押し順ナビなどを出すことで出玉を管理できる区間」のことを指します。かつての6号機では「最大3,000ゲーム」などのゲーム数上限が存在しましたが、本機のようなスマートパチスロ(スマスロ)においては、このゲーム数上限が撤廃されています。
つまり、L東京喰種においては、同一の有利区間内でどれだけゲーム数を消化しても、強制的に終了することはありません。重要になるのは、差枚数による上限(+2,400枚)に到達した際や特定の条件を満たした際に発生する「有利区間を切断する(リセットする)タイミング」と「その後の恩恵」です。
有利区間を一度終了させ、新たな有利区間に移行する際に強力なトリガー(引き戻しゾーンなど)を用意することで、差枚数上限を超えた出玉獲得、いわゆる「ツラヌキ要素」を実現しています。本機はこのツラヌキ性能が非常に高く設計されており、有利区間の切れ目を把握することが収支に直結します。
スマスロはゲーム数による有利区間切れがないため、ハマり台を打っても「あと数ゲームで強制終了」というリスクはありません。詳しくは、遊技機規則に関する公的な情報も参照してください。 (参照:警察庁「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」)
有利区間ランプの場所と確認方法
6号機初期の機種には搭載が義務付けられていた「有利区間ランプ」ですが、規則改正により現在は搭載義務が撤廃されています。そのため、L東京喰種には外見から目視で判別できる有利区間ランプは存在しません。
「朝イチのランプ消灯でリセット判別をする」といった従来の方法は使えませんが、本機は有利区間の切れ目が非常に明確なタイプです。
後述する「エンディング後」や「設定変更時」が明確なリセットタイミングとなるため、盤面ランプを確認できなくても、現在の状況を把握することは比較的容易です。データカウンターの履歴や当日の挙動から推測することで、有利区間状態を見抜くことが可能です。
有利区間リセットタイミングと条件
本機において、有利区間がリセットされる(切れる)主なタイミングは、明確に以下の2点に集約されます。
- 設定変更(リセット)時 ホール側が設定変更を行った際、朝イチの状態は非有利区間からスタートします。
- エンディング終了後 AT完走や特定条件達成によりエンディングが発生し、それが終了したタイミングで有利区間が切断されます。
これ以外のタイミング、例えば通常のAT終了時やCZ失敗時などは、基本的に同一有利区間が継続していると考えられます。有利区間が切断されると、必ず「非有利区間」を経由して再セットされますが、この「非有利区間から有利区間へ再移行する瞬間」に強力な恩恵抽選が行われているのが本機の特徴です。
有利区間の切れるタイミング・切断後
多くのスマスロユーザーが気にするポイントとして、「差枚数がマイナス域でも有利区間が切れるのか?」という疑問があります。
これについて、本機に関しては差枚数がマイナス域で有利区間切断は行われない可能性が高いと推測されています。
一部の機種(例:『L ToLOVEるダークネス』など)では、深くハマった後に上位ATへ突入する際、差枚数がマイナスでも意図的に有利区間を切断してリセットする仕様が存在します。これは、次回ボーナスの獲得枚数を確保するための措置ですが、東京喰種のような「差枚数完走まで出し続けることが目的のタイプ」の場合、マイナス域で切ってしまうとデメリットが生じます。
もしマイナス域で有利区間を切ってしまうと、そこから「差枚数+2,400枚」の規制が新たにスタートしてしまい、本来取り戻せるはずだった吸い込み分(マイナス分)の枚数を獲得できなくなるからです。
開発上の仕様として、プラス域であれば完走確定時や有馬ジャッジメント突入時に確実に有利区間を切断し、そこからさらに+2,400枚を目指せる設計になっていると考えられます。
有利区間切断の恩恵を解説
有利区間が切断された後には、本機最強クラスの恩恵である「有馬貴将ジャッジメント」へ突入します。
これは設定変更時を除く、エンディング到達による有利区間リセット時にのみ発動する上位CZ(チャンスゾーン)です。
| 恩恵名称 | 有馬貴将ジャッジメント |
|---|---|
| 突入契機 | エンディング終了後(有利区間リセット後) |
| 成功期待度 | 約61% |
| 成功時の報酬 | 上乗せ特化ゾーン「CCGの死神」 +裏AT突入の期待大 |
このジャッジメントに成功すれば、AT性能が大幅にアップした裏ATへ突入するチャンスとなります。成功期待度は約61%と、2回に1回以上は成功する現実的な数値であり、ここを突破できるかどうかが「数千枚クラスの出玉」か「そこで終了か」の分水嶺となります。
中段チェリー恩恵とフリーズ
有利区間移行時、特に朝イチの設定変更直後の挙動には、他の機種にはない特殊な仕様が存在します。
設定変更後の1ゲーム目は「非有利区間」となり、このタイミングで成立する役によって恩恵が大きく異なります。
メーカー公式サイト等の開発情報によると、朝イチの挙動は以下のようになっています。
- リプレイ成立時:非有利区間が継続(次ゲームも非有利区間での抽選)
- レア役成立時:強力な恩恵獲得のチャンス
- 確定役(中段チェリー等)成立時:ロングフリーズ発生の可能性
特筆すべきは、「リプレイでは有利区間に移行しない」という点です。もし1G目にリプレイを引いた場合、2G目も非有利区間滞在が濃厚となり、再度フリーズの抽選を受けられることになります。朝イチの1G目、2G目はリール挙動に全神経を集中させてレバーを叩きましょう。
東京グールの有利区間狙いと完走の恩恵
- 東京喰種で完走とは何ですか?
- エンディング発生条件の詳細
- 完走に必要な差枚数は何枚か
- エンディング後の有馬ジャッジメント
- 有利区間狙いの期待値とやめどき
- 東京グール有利区間のまとめ
東京喰種で完走とは何ですか?
東京喰種における「完走」とは、一連のATの流れで獲得枚数が規定枚数(差枚数+2,400枚付近)に到達し、専用のムービーが流れる「エンディング演出」が発生することを指します。
一般的な機種では完走=AT終了ですが、本機において完走は「通過点」に過ぎません。
完走は、次の出玉トリガーである「有馬貴将ジャッジメント」への架け橋となる重要なイベントであり、ここからが本当の勝負と言っても過言ではありません。完走させることで初めて、有利区間を切断し、さらなる出玉の上乗せループを狙う権利が得られるのです。
エンディング発生条件の詳細
エンディングが発生し、有利区間が切断される条件は、主に以下の2つのパターンが確認されています。
- 差枚数による上限到達 AT中の獲得枚数が、差枚数で+2,400枚付近に到達した場合。これが最も基本的な完走パターンです。
- BITES報酬での獲得 AT中の報酬獲得特化ゾーン「BITES」において、稀に出現する報酬として「ENDING」アイコンを獲得した場合。
特に2番目の「BITESでの獲得」は、差枚数上限に達していなくても強制的にエンディングへ移行するプレミアムなパターンです。獲得枚数がまだ少なくても、このアイコンを獲得すれば一気に完走扱いとなり、有馬ジャッジメントへの挑戦権が得られます。
完走に必要な差枚数は何枚か
完走(エンディング)に必要な枚数は、基本的に「差枚数でプラス2,400枚」が目安となります。これは「その時点での持ちメダル」ではなく、「吸い込んだ枚数 + 2,400枚」という意味です。
【計算例】 例えば、その日の差枚数がマイナス1,500枚(約3万円投資)の状態からATがスタートした場合、 1,500枚(マイナス分) + 2,400枚(上限) = 約3,900枚 までが一撃で出る計算になります。
なお、エンディング中は残り獲得可能枚数が1,000枚を切るまで画面に表示されない仕様となっています。枚数表示が出ていなくても、内部的には完走に向けてカウントダウンが進んでいるため、安心して遊技を続けてください。
エンディング後の有馬ジャッジメント
前述の通り、エンディング到達=有利区間リセットとなり、その後は必ず「有馬貴将ジャッジメント」に突入します。
このゾーンは5ゲーム継続し、全役で成功抽選が行われます。成功すれば、差枚数で300枚・500枚・1,000枚・2,000枚のいずれかを上乗せした状態でATが再スタートします。これにより、「完走 → 有馬ジャッジメント成功 → 上乗せして再完走 → 再度有馬ジャッジメント」という夢のようなループが可能になり、一撃万枚などの大量出玉を生み出す仕組みになっています。
有利区間狙いの期待値とやめどき
有利区間や天井を意識した狙い目と、適切なやめどきについて整理します。期待値を最大化するためには、正確な情報に基づいた判断が必要です。
天井狙い目一覧
本機には条件の異なる2種類の天井が存在します。
| 種類 | 到達条件 | 恩恵 | 狙い目(等価) |
|---|---|---|---|
| 天井1(仮天井) | AT or CZ間 最大600G+α | CZ or AT当選 | 300G~ |
| 天井2(本天井) | AT間 1200G+α | AT当選 | 650G~ |
注意点:天井1はあくまで「CZ(チャンスゾーン)」に当選する可能性が高く、AT確約ではありません。CZをスルーすると投資がかさむため、収支を安定させるなら、AT確定となる天井2(実ゲーム数)を狙うのが推奨されます。メニュー画面から正確なAT間ゲーム数を確認する癖をつけましょう。
最適なやめどき
基本的にはAT終了後、即やめで問題ありません。ただし、以下のケースでは続行が必要です。
- エンディング到達後:必ず有馬ジャッジメントへ突入するため、そこまでは絶対にやめてはいけません。
- 有馬ジャッジメント失敗後:通常時に戻ります。基本的にはここでやめでOKですが、即ヤメ台が落ちていないかチェックする価値はあります。
東京グール有利区間のまとめ
- 有利区間とは出玉情報を管理する区間でスマスロではゲーム数上限なし
- 有利区間ランプは非搭載のため盤面での確認は不可だが状況で判断可能
- 有利区間リセットのタイミングは主に「設定変更時」と「エンディング後」
- 差枚数マイナス域で有利区間が切れることはほぼない仕様と推測される
- 有利区間切断時の最大の恩恵は成功率約61%の「有馬貴将ジャッジメント」
- 有馬ジャッジメント成功時は特化ゾーン経由で裏ATへの突入が期待できる
- 設定変更後の1G目は非有利区間となりレア役でフリーズのチャンス
- 完走の条件は差枚数+2400枚到達または報酬でのENDING獲得
- エンディング中は残り1000枚以下になるまで枚数表示が出ない嬉しい仕様
- 完走後は必ず有馬ジャッジメントへ移行しループによる大量獲得を狙える
- 天井狙いはメニュー画面でAT間の実ゲーム数を確認することが重要
- 天井1(CZ間)はスルーする可能性があるため過信せず本天井を意識する
- やめどきは基本的にAT終了後、または有馬ジャッジメント失敗後即やめ
- 有利区間の仕組みを正しく理解し、ヤメ時を誤らないことが勝利への鍵

