ワンパンマンのリセット狙いを解説！恩恵や期待値も網羅

スマスロ「ワンパンマン」のリセット狙いはアツいのか、それともやるべきではないのか、多くのプレイヤーが疑問に思う点です。

朝一の立ち回りは、その日の収支に大きく影響を与えるため、正確な情報が求められます。

このリセット狙いを成功させる鍵は、リセット恩恵を正しく理解し、朝一のビリビリ演出によるリセット判別やモード判別を的確に行うことです。

本記事では、ワンパンマンのリセット狙いに関する手順ややり方、リセット期待値、そして立ち回りの恩恵について詳しく解説します。

また、ワンパンマンのリセットスルーやリセット天井の仕様、さらには即ヤメNGのホールでは難しいといった実践的な注意点まで、あらゆる角度から掘り下げていきます。

ワンパンマンのリセット狙いにおける恩恵と判別法

ワンパンマンで朝一から有利に立ち回るためには、リセット時の恩恵を理解し、台の状態を正確に見抜く判別法を知ることが不可欠です。

ここでは、設定変更後に得られるメリットや、特徴的な「ビリビリ」演出を用いた判別方法について詳しく解説します。

設定変更時のリセット恩恵

スマスロワンパンマンは、設定変更時（リセット時）に大きな恩恵が用意されています。具体的には、内部モードが「通常B」以上からスタートすることが確定します。

この恩恵により、朝一の台は通常Aモードが否定されるため、CZ（怪人襲来）に当選しやすいゲーム数への滞在期待度が高まります。リセット時の詳細なモード振り分けは以下の表の通りです。

表を見て分かるように、リセット時は約47%でチャンスモード以上に移行します。特に、合計で30.5%を占める天国・超天国モードに移行した場合、128G以内でのCZ当選が濃厚となるため、朝一からの早い当たりに期待が持てるでしょう。このモード移行の優遇が、リセット狙いの最大の根拠となります。

朝一ビリビリでのリセット判別

リセットされているかどうかを判別する上で、朝一の「ビリビリ」演出が重要な手がかりになります。ビリビリ演出とは、液晶ゲーム数表示の周りが帯電したように光る前兆示唆演出のことです。

据え置き（設定が変更されていない）の台であれば、前日のゲーム数を引き継いでいるため、ゾーンに近いゲーム数でビリビリ演出が発生することがあります。しかし、リセット台には特有の挙動が存在します。

特に注目すべきは、朝一0Gから回し始めた際のビリビリ非発生パターンです。もし14G以内、特に7G前後までにビリビリ演出が発生しなかった場合、それはリセット台である可能性が非常に高まります。実戦上、リセット台で14G以内にビリビリが発生しなかった場合、その後の21Gから25Gあたりでビリビリ演出が発生する傾向が強いことが分かっています。

この法則性を利用すれば、数ゲーム回すだけでリセットの判別がある程度可能になります。ただし、全台リセットを行うホールでなければ、前日の最終ゲーム数も考慮して総合的に判断することが大切です。

ビリビリ判別で行うモード判別

前述の通り、ビリビリ演出はリセット判別だけでなく、滞在している内部モードを推測する上でも極めて有効な手段です。朝一のリセット台を数ゲーム回した際の挙動によって、天国モードの期待度をある程度見抜くことができます。

判別のポイントとなるのは、15Gまでのビリビリ演出の発生パターンで、主に3つに分類されます。

1. 15G以内にビリビリが発生しない

   このパターンは最も期待度が高く、天国モード滞在の可能性が非常に高いことを示唆します。ヤメずに128Gまで打ち切る価値があるでしょう。

2. 15G以内にビリビリが発生し、前兆ステージ「ヒーローサーチモード」へ移行する

   こちらも天国モードに期待が持てるパターンです。そのままCZに当選することも多く、たとえ前兆が失敗に終わったとしても、128Gまで様子を見るのが推奨されます。

3. 15G以内にビリビリが発生するが、ヒーローサーチモードへ移行せず消える

   これは最も期待度が低いパターンです。天国モードの可能性が低いため、他の示唆がなければ即ヤメを検討すべき状況と考えられます。

このように、わずか15G間の挙動を見るだけで、その後の投資判断を大きく変えることが可能です。

ワンパンマンのリセットスルーとは

スマスロワンパンマンには、CZを規定回数失敗すると恩恵が受けられる「スルー回数天井」が搭載されています。このカウンターは、通常はCZに失敗するたびに加算されていきます。

しかし、設定変更（リセット）が行われた場合、このCZスルー回数はクリアされ「0回」に戻ります。したがって、リセット狙いを行う際には、前日にCZを何度もスルーしている台であっても、その恩恵は引き継がれないという点を理解しておく必要があります。

メニュー画面でスルー回数を確認した際に0回になっていればリセット濃厚と判断できますが、前日0スルーで終了した台が据え置かれた場合も0回と表示されるため、他の判別要素と組み合わせて考えることが求められます。

リセット天井の仕様と注意点

リセットの恩恵として、天井ゲーム数が短縮されるのではないかと考える方もいますが、スマスロワンパンマンのゲーム数天井に関してはリセットされても短縮はありません。

本機のCZ間天井は最大320G+αですが、リセットされるとこのゲーム数カウントも0Gからスタートします。つまり、「リセットされたから天井が近い」という狙い方はできません。

リセット狙いの本質は、あくまでモード移行率の優遇による「128G以内の天国モード」を狙い打つことにあります。天井までのゲーム数がリセットされる点を勘違いしないよう注意しましょう。

ワンパンマンのリセット狙いを成功させる立ち回りや判別法

リセット時の恩恵や判別法を理解したら、次はいかにしてそれを実践的な立ち回りに活かすかが重要になります。

ここでは、具体的な手順や期待値の考え方、そしてホールごとの状況に応じた注意点などを解説し、リセット狙いを成功に導くための知識を深めます。

立ち回りで活かせる恩恵

これまでに解説したリセット恩恵を、実際の立ち回りで最大限に活かすことが勝利への鍵となります。最大の恩恵である「通常Bモード以上確定」という点を常に意識しましょう。

この恩恵により、リセット台は通常A滞在時と比べて天国モードへの移行が現実的な確率で期待できます。したがって、朝一は複数の台を数ゲームずつ回してビリビリ演出の挙動を確認する、いわゆる「カニ歩き」戦術が有効になります。

15G以内のビリビリ演出で天国期待度が高いパターン（ビリビリ非発生など）を示した台のみを128Gまで打ち、期待度の低いパターンだった台は即ヤメすることで、投資を抑えながら効率的に期待値のある台だけを打つことが可能です。この「打つ台」と「捨てる台」を見極める精度が、立ち回りの質を大きく左右します。

気になるリセット期待値

ワンパンマンのリセット狙いの期待値は、立ち回り方によって大きく変動します。もし、ビリビリ判別を駆使して期待度の高い台だけを128Gまで打ち、低い台を即ヤメするという効率的な立ち回りができた場合、1台あたりの期待値はプラスになると考えられています。

具体的な金額を一概に示すことは難しいですが、あくまでCZ当選率が高いゾーンを狙うものであるため、一撃で大きな出玉を得るというよりは、小さなプラスを積み重ねていく性質の狙い目です。重要なのは、この狙い方がCZ当選を保証するものではなく、あくまで「期待度の高いゾーンを打つ」戦略であるという点です。

CZを突破し、その後のボーナスからATへ繋げるというハードルもあるため、期待値はあくまで長期的な視点で捉える必要があります。短期的な結果に一喜一憂せず、正しい手順を繰り返すことが大切です。

効果的なリセット狙いとは

効果的なリセット狙いとは、時間と投資を最小限に抑え、リターンを最大化する立ち回りを指します。スマスロワンパンマンにおいては、これが「天国モードに滞在している可能性が高い台をいかに早く見つけ出すか」という点に集約されます。

そのためには、前述したビリビリ判別が非常に効果的です。朝一、誰も打っていない状態から数ゲーム回すだけで、その台を追うべきか否かの判断がある程度下せます。

例えば、10台のリセット台があったとして、全台を128Gまで打つのは非効率です。しかし、10台全てを15Gまでチェックし、最も天国期待度の高いパターンを示した1〜2台に絞って128Gまで打つ、という立ち回りができれば、無駄な投資を大幅に削減できます。これが、本機における効果的なリセット狙いの神髄と言えるでしょう。

リセット狙いの手順ややり方

ここで、スマスロワンパンマンのリセット狙いにおける具体的な手順をまとめます。以下のステップを参考に、ホールでの立ち回りを組み立ててみてください。

1. 対象台の確保: 朝一、0Gで放置されている台（リセットが期待できる台）を探します。可能であれば複数台をチェックできる状況が理想です。

2. 15Gまでプレイ: 確保した台を15Gまで回し、液晶ゲーム数表示周りのビリビリ演出の有無とパターンを注意深く観察します。

3. 挙動に応じて判断:

   • パターン①（15G以内ビリビリ非発生）: 天国期待度が非常に高いため、128Gまで続行します。

   • パターン②（ビリビリ発生→ヒーローサーチモード移行）: 天国期待度が高いと判断し、前兆の結果に関わらず128Gまで続行を推奨します。

   • パターン③（ビリビリ発生→移行せず消滅）: 天国期待度が低いため、他に強い示唆がなければ即ヤメします。

4. 128Gでの判断: 続行した場合、128GまでにCZに当選しなければ、一度ヤメるのが基本的な流れです。シババワの予言など、他の続行要素があれば個別に判断します。

この手順を機械的に繰り返すことで、効率的なリセット狙いが可能となります。

即ヤメNGのホールでは難しい？

これまで解説してきた効率的なリセット狙いは、数ゲームで台を移動することを前提としています。しかし、ホールによっては「朝一の即ヤメ」や「頻繁な台移動」をルールとして禁止している場合があります。

例えば、「最低でも50Gは回してください」といったルールがあるホールでは、ビリビリ判別のために15Gだけ回してヤメるという立ち回りができません。このような環境下では、ワンパンマンのリセット狙いの優位性は大きく損なわれてしまいます。

もし50G回す必要があるなら、天国ゾーンの128Gまで打ち切った方が合理的ということになり、結果的に1台あたりの投資が増加します。自分の通うホールがどのようなルールを設けているかを事前に確認しておくことは、この狙い方を実施する上で非常に大切なポイントです。

ワンパンマンのリセット狙いでモード判別：まとめ

最後に、この記事で解説したスマスロワンパンマンのリセット狙いに関する要点を箇条書きでまとめます。

• リセット時は通常Bモード以上が確定する

• 約30.5%で天国または超天国モードへ移行する

• リセット恩恵の核心はモード移行率の優遇にある

• CZスルー回数と天井ゲーム数は0にリセットされる

• 朝一15Gまでのビリビリ演出でリセットおよびモードを判別可能

• 15G以内にビリビリが発生しないパターンは天国期待度が大

• ビリビリからヒーローサーチモード移行もチャンス

• ビリビリがすぐに消えるパターンは期待度が低い

• リセット狙いの基本は天国モード狙いの128Gまで

• 効率的な立ち回りは期待度の低い台を即ヤメすること

• 期待値はプラスだが短期的な結果はブレやすい

• 効果的な狙い方は低投資でのカニ歩き戦術

• リセット狙いの手順は15Gまでの挙動で判断する

• 即ヤメを禁止しているホールでは有効性が低下する

• ホールのルールを事前に確認することが不可欠