
「スマスロからくりサーカス」を遊技する上で、AT中の展開を大きく左右する「マリオネット演舞」。
多くのプレイヤーが、このからくりサーカス マリオネット演舞における設定差について情報を探しているのではないでしょうか。
この記事では、マリオネット演舞とはそもそも何なのか、気になるマリオネット演舞の当選率と確率は?といった基本的な情報から、なぜかマリオネット演舞が入らない時の原因と対策まで、深く掘り下げていきます。
さらに、マリオネット演舞の抽選と恩恵、具体的な上乗せG数抽選とはどのような仕組みで、その振り分けはどうなっているのか、そして出玉の鍵を握るマリオネット演舞ループや、そもそもマリオネット高確はあるのかといった、一歩踏み込んだ情報も網羅しています。
からサーのマリオネット演舞に関する設定差の有無を含め、あなたの疑問を解消し、より遊技を楽しむための一助となるよう、詳細なデータを基に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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マリオネット演舞の基本性能と3つの種類
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マリオネット演舞の突入契機と当選確率
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成立役ごとの詳細な上乗せゲーム数振り分け
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マリオネット演舞に関連する設定差の有無と示唆演出
からくりサーカスのマリオネット演舞の設定差の有無や当選率と確率
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そもそもマリオネット演舞とは?
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マリオネット演舞の抽選と恩恵
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マリオネット演舞の当選率と確率は?
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マリオネット演舞に入らない原因と対策
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突入率が上がるマリオネット高確はあるのか?
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大量G数獲得契機のマリオネット演舞ループ
そもそもマリオネット演舞とは?
マリオネット演舞は、AT「からくりサーカス」中に突入する可能性がある、ゲーム数加算に特化したゾーンです。ATのロング継続を目指す上で、この特化ゾーンでいかに多くのゲーム数を獲得できるかが鍵となります。
このマリオネット演舞には3つの種類が存在し、それぞれ上乗せ性能が異なります。
種類 | 特徴 | 期待度 |
あるるかん | 基本となる1G完結の上乗せ | LOW |
オリンピア | +50G以上の上乗せが濃厚となる1G完結の上乗せ | MIDDLE |
真夜中のサーカス | 3セット継続が濃厚となる、大量上乗せの期待度が非常に高い特化ゾーン | HIGH |
基本的な上乗せを担うのが「あるるかん」、チャンスパターンが「オリンピア」、そして最強の上乗せトリガーが「真夜中のサーカス」という位置づけになります。「あるるかん」と「オリンピア」は1Gで上乗せゲーム数が告知されるのに対し、「真夜中のサーカス」は3回の上乗せ抽選が受けられるため、突入した際の恩恵が非常に大きいと考えられます。
したがって、AT中にどの種類のマリオネット演舞に突入させるかが、出玉を伸ばす上で極めて大切な要素と言えるでしょう。
マリオネット演舞の抽選と恩恵
マリオネット演舞への突入は、主に2つの契機で抽選されます。
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レア役成立時の一部
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歯車カウンタ7つ獲得時
AT中のレア役(弱チェリー、スイカ、強チェリー、チャンス目)成立時に、マリオネット演舞への突入抽選が行われます。
もう一つの契機である「歯車カウンタ」は、液晶左下に表示されており、3枚ベル成立時の一部(約1/3)で歯車が1つ点灯します。この歯車が7個点灯すると、マリオネット演舞への突入が確定します。
特筆すべきは、歯車カウンタを契機とした場合の恩恵です。歯車カウンタ経由で突入したマリオネット演舞は、「オリンピア」もしくは「真夜中のサーカス」のいずれかが選択されることが濃厚となります。
突入契機 | あるるかん | オリンピア | 真夜中のサーカス |
レア役 | 約90% | 約5% | 約5% |
歯車カウンタ | – | 約95% | 約5% |
このように、レア役契機の場合はほとんどが「あるるかん」ですが、歯車カウンタを貯めて突入させることができれば、最低でも+50G以上の上乗せが見込めるチャンスパターンとなるわけです。地道にベルを引いて歯車を貯めるプレイが、結果として大きなリターンに繋がる可能性があるため、歯車の点灯状況には常に注意を払うことが求められます。
マリオネット演舞の当選率と確率は?
マリオネット演舞の当選率は、滞在している状態によって大きく変動します。状態は大きく分けて「通常中」「マリオネット高確中」「マリオネット連モード中」の3つです。
通常中・高確中の当選率
通常時および高確中の当選率は、成立役に応じて変化します。
役 | 通常中 | マリオネット高確中 |
弱レア役 | 約1% | 約13% |
強チェリー | 約50% | 約80% |
チャンス目 | 約25% | 約50% |
表から分かる通り、マリオネット高確中にレア役を引くことができれば、当選期待度は大幅にアップします。特に弱レア役からの当選率には約13倍もの差があり、高確状態の重要性がうかがえます。
マリオネット連モード中の当選率
マリオネット連モードは、後述する特殊な高確率状態で、このモード滞在中は全役でマリオネット演舞が抽選され、トータル当選確率は約1/8と破格の数値になります。
役 | 当選率(内部状態不問) |
弱レア役 | 約50% |
強レア役 | 100% |
上記以外 | 約11% |
トータル確率 | 約1/8 |
強レア役なら突入が確定し、レア役以外でも約11%で当選するため、連モード滞在中は毎ゲームがレバーオンの力の入れどころと言えるでしょう。
マリオネット演舞に入らない原因と対策
「レア役を引いてもマリオネット演舞に入らない」と感じる場合、その主な原因は、滞在している状態と成立役の組み合わせにあります。
前述の通り、通常状態での弱レア役による当選率は約1%と非常に低く設定されています。そのため、何度も弱レア役を引いても当選しないという事態は十分に起こり得ます。これが、体感として「入らない」と感じる最大の理由と考えられます。
この状況への対策としては、以下の2点が挙げられます。
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マリオネット高確への移行を待つ
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歯車カウンタを7個貯める
最も現実的な対策は、マリオネット高確への移行を目指すことです。高確へ移行すれば弱レア役でも当選率が約13%まで上昇するため、突入の期待感が大きく変わります。また、時間はかかるものの、歯車カウンタを7個貯めれば必ずマリオネット演舞に突入し、かつ恩恵も大きいため、着実にゲーム数を伸ばす有効な手段です。
強チェリーやチャンス目といった強レア役を引くことが一番の近道ではありますが、確率に左右される部分が大きいため、高確状態を意識しつつ、ベルでの歯車蓄積を並行して狙う立ち回りが大切になります。
突入率が上がるマリオネット高確はあるのか?
はい、マリオネット演舞の当選率がアップする「マリオネット高確」状態は存在します。この高確状態への移行契機は2種類です。
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弱レア役成立時の一部(約25%で移行)
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規定ゲーム数消化
弱レア役から高確へ移行した場合、20G~50Gの保証ゲーム数が得られます。一方で、ゲーム数消化による高確移行は、特定のゾーンで必ず移行するのが特徴です。
ゲーム数 | 高確移行率 |
101~200G | 100% |
301~400G | 100% |
501~600G | 100% |
701~800G | 50.0% |
901~1000G | 50.0% |
注目すべきは、マリオネット演舞などでゲーム数を一気に加算した場合でも、消化予定だったゾーンの高確抽選は無駄にならない点です。例えば、AT開始30Gで+450Gを獲得した場合、101-200G間と301-400G間で獲得予定だった2回分の高確をまとめて獲得できます。この仕様により、大きな上乗せ後もダレることなく、次のチャンスをうかがえるゲーム性になっています。
マリオネット演舞ループは大量G数獲得できる契機
本機には「マリオネット連モード」という、マリオネット演舞がループする可能性を秘めた強力な状態が存在します。
このモードは、レア役を契機として当選したマリオネット演舞終了後に必ず移行します。
モードはショート・ミドル・ロングの3種類あり、滞在中はトータル約1/8でマリオネット演舞に当選します。
モード | 移行振り分け | 転落率 | 平均当選回数 |
ショート | 約90% | 約1/4 | 約1.5回 |
ミドル | 約8% | 約1/8 | 約2回 |
ロング | 約2% | 約1/64 | 約9回 |
ほとんどはショートが選択されますが、もしロングに移行すれば、平均で9回ものマリオネット演舞当選に期待できます。転落抽選は毎ゲーム行われるため、いかに早く次のマリオネット演舞を引けるかがループの鍵を握ります。レア役を引けずとも約11%で当選するため、諦めずに毎ゲームのレバーを叩きましょう。
このマリオネット連モードこそが、一撃で大量のゲーム数を獲得し、ATを完走へと導くための重要なトリガーの一つと言えます。
からくりサーカス マリオネット演舞の上乗せ振り分けと設定差
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上乗せG数抽選とは?仕組みを解説
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成立役ごとのゲーム数振り分け詳細
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マリオネット演舞ループとは激アツなのか?
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からサーのマリオネット演舞に設定差はある?
上乗せG数抽選とは?仕組みを解説
上乗せG数抽選とは、マリオネット演舞に突入した際に、どのくらいのゲーム数が加算されるかを決定する抽選のことです。この抽選は、突入したマリオネット演舞の種類(あるるかん、オリンピア、真夜中のサーカス)と、そのゲームで成立した役(リプレイ、ベル、レア役など)の組み合わせによって、加算されるゲーム数の振り分けが変化します。
基本的には、より強いレア役を引くほど、大きなゲーム数が選択されやすくなる仕組みです。
特に「真夜中のサーカス」は3セットの上乗せが濃厚となっており、セットごとに登場するキャラクターによってさらに性能が異なります。
真夜中のサーカス中のキャラクター
真夜中のサーカス中は、各セットの1G目にキャラクター抽選が行われ、登場するキャラによって上乗せ性能が変化します。
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登場キャラクターと期待度
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ドットーレ < コロンビーヌ < パンタローネ < アルレッキーノ
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アルレッキーノが登場すれば、+100G以上の上乗せが濃厚となり、大量獲得の期待が大きく膨らみます。
各セットの開始ゲームでレア役を引くと、上位キャラクターの選択率が優遇されるため、レバーオンに気合が入る瞬間です。
成立役ごとのゲーム数振り分け詳細
ここでは、各キャラクター(演舞種別)と成立役に応じた、詳細な上乗せゲーム数の振り分けを解説します。
あるるかん / ドットーレ
最も選択されやすい「あるるかん」と、「真夜中のサーカス」中の「ドットーレ」は同じ振り分けテーブルを参照します。
G数 | リプレイ/3枚ベル | 弱レア役 | 強レア役 | その他 |
+20G | – | – | – | 約62% |
+30G | 約80% | – | – | 約34% |
+50G | 約17% | 約80% | – | 約1% |
+100G | 約1% | 約17% | 約70% | 約1% |
+200G | 約1% | 約2% | 約25% | 約1% |
+300G | 約1% | 約1% | 約5% | 約1% |
コロンビーヌ
「真夜中のサーカス」中に登場するコロンビーヌは、最低でも+30G以上の上乗せとなります。
G数 | リプレイ/3枚ベル | 弱レア役 | 強レア役 | その他 |
+30G | 約80% | – | – | 約96% |
+50G | 約17% | 約80% | – | 約1% |
+100G | 約1% | 約17% | 約70% | 約1% |
+200G | 約1% | 約2% | 約25% | 約1% |
+300G | 約1% | 約1% | 約5% | 約1% |
オリンピア / パンタローネ
チャンスパターンの「オリンピア」と、「真夜中のサーカス」中の「パンタローネ」は、最低でも+50G以上の上乗せが濃厚です。
G数 | リプレイ/3枚ベル | 弱レア役 | 強レア役 | その他 |
+50G | – | – | – | 約84% |
+100G | 約90% | 約50% | – | 約14% |
+200G | 約9% | 約25% | 約50% | 約1% |
+300G | 約1% | 約25% | 約50% | 約1% |
アルレッキーノ
最強の上乗せ性能を誇る「アルレッキーノ」は、最低でも+100G以上、強レア役成立時は+300Gが確定します。
G数 | リプレイ/3枚ベル | 弱レア役 | 強レア役 | その他 |
+100G | – | – | – | 約98% |
+200G | 約99% | 約75% | – | 約1% |
+300G | 約1% | 約25% | 100% | 約1% |
マリオネット演舞ループとは激アツなのか?
マリオネット連モードへは、特定の条件を満たしたマリオネット演舞終了後に必ず移行します。その条件とは、「レア役を契機としてマリオネット演舞に当選する」ことです。
ここで一つ、非常に大切な注意点があります。それは、移行契機が「レア役契機」に限定されているという点です。つまり、3枚ベルで液晶左下の歯車を7つ貯めて突入したマリオネット演舞の後には、この連モードへは移行しません。
歯車カウンタ経由の演舞は「オリンピア」以上の選択率が優遇されるという大きなメリットがありますが、その後のループには繋がらないと理解しておく必要があります。
このため、AT中のレア役は、単なる上乗せチャンスというだけでなく、その後の展開を劇的に変える連モードへの入り口としての価値も持っているのです。
からさーのマリオネット演舞に設定差はある?
多くの方が気になる「マリオネット演舞に直接的な設定差はあるのか」という点ですが、これまでの解析情報を見る限り、マリオネット演舞の種別振り分けや、上乗せゲーム数の抽選テーブルそのものには、設定差は設けられていないと考えられます。
つまり、低設定でも高設定でも、引いた役に応じた抽選は平等に行われるということです。低設定だから「真夜中のサーカス」に突入しない、ということはありません。
ただし、間接的な部分で設定差の影響は存在します。
高設定ほどATの初当たり確率自体が優遇されています。それに伴い、マリオネット演舞の抽選機会も増えるため、結果的に高設定の方が多く突入しているように感じられるでしょう。
また、AT初当たりに影響する通常時のモード移行率にも設定差があり、高設定ほどCZやATに繋がりやすいモードが選択されやすくなっています。
要するに、マリオネット演舞の性能自体に差はありませんが、その入り口であるATやCZの当選率に設定差があるため、トータルで見ると高設定の方がマリオネット演舞を絡めて出玉を伸ばしやすい、という構造になっているのです。
設定推測を行う際は、マリオネット演舞の挙動ではなく、AT初当たり確率や後述する設定示唆演出に注目することが肝要です。
からくりサーカスでのマリオネット演舞と設定差:総括
この記事で解説してきた「からくりサーカス」のマリオネット演舞に関する情報と設定差についての要点を、最後にまとめます。
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マリオネット演舞はAT中のゲーム数加算特化ゾーン
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種別は「あるるかん」「オリンピア」「真夜中のサーカス」の3種類
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真夜中のサーカスは3セット継続濃厚の最強特化ゾーン
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突入契機はレア役成立時の一部と歯車カウンタ7個到達時
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歯車カウンタ経由はオリンピア以上が濃厚でチャンス
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当選率は通常中・高確中・連モード中で大きく異なる
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マリオネット高確は弱レア役や規定ゲーム数消化で移行
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レア役契機の演舞後はマリオネット連モードへ必ず移行
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連モード中の演舞当選確率はトータル約1/8
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連モードにはショート・ミドル・ロングの3種が存在
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上乗せG数は演舞種別と成立役で抽選値が変化
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最強キャラのアルレッキーノは100G以上の上乗せ
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マリオネット演舞の抽選自体に直接的な設定差はない
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設定差があるのはAT初当たり確率やモード移行率など間接的な部分
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設定推測はAT終了画面やエンディング中のランプ色などに注目