からくりサーカス「近づいています」の示唆を解説！ガセか好機か？

スマスロ「からくりサーカス」を遊技していると、BET時に突然聞こえてくる「近づいています」というセリフ。

このセリフ示唆が何を意味するのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。もしかしたら、強チェリーの残り回数の示唆かもしれない、いや、弱チェリーも含まれるのだろうか、と様々な憶測が飛び交います。

中には、この「近づいています」はガセだという声も聞かれますが、それは多くの場合、示唆の内容を正確に理解していないことから生じる誤解です。

例えば、チャンス目で近づいていますと表示されたり、近づいていますというセリフが強チェリー以外の契機で発生したりすることもあります。

この記事では、からくりサーカスで発生する、からくりレア役セリフの謎を徹底的に解き明かします。

さらに、より期待度の高い「乞うご期待」というセリフについても、からくりサーカスの乞うご期待とは一体何なのか、その恩恵まで詳しく解説します。

からくりサーカスの「近づいています」のセリフの示唆内容を解説

からくりサーカスの「近づいています」のセリフの示唆内容

スマスロ「からくりサーカス」の遊技中、BETボタンを押した際に聞こえる「近づいています」というボイス。これは、単なるチャンス演出ではなく、本機のゲーム性の根幹に関わる「からくりレア役カウンター」の規定回数到達が間近であることを示す、極めて重要なセリフです。この示唆を正しく理解することが、投資を抑え、AT当選の機会を逃さないための第一歩となります。

まず、本機には複数のレア役カウンターが内部的に搭載されている、という点を理解する必要があります。これは、弱チェリー、強チェリー、スイカ、チャンス目といった特定の役が成立するたびに、それぞれ個別のカウンターが進んでいく仕組みです。そして、各カウンターが内部的に定められた規定回数に到達すると、報酬としてCZ「マリオネット演舞」やAT「からくりサーカス」直撃といった恩恵が得られます。

「近づいています」というセリフは、これらのいずれかのカウンターが規定回数まで残り「3回以内」であることをプレイヤーに教えてくれる、いわばナビゲーションの役割を果たしているのです。

このシステムの最大のメリットは、単調になりがちな通常時において、常に「見えないチャンス」への期待感を持たせてくれる点にあります。いつどのカウンターが貯まっているか分からない状況で、このセリフはヤメ時を考える際の強力な判断材料となるでしょう。

一方で、注意すべき点も存在します。このセリフは、あくまで「いずれかのカウンターが近い」ことを示しているに過ぎません。AT直撃に繋がりやすい強チェリーやチャンス目の示唆である可能性もあれば、主にCZ当選が期待される弱チェリーの示唆である可能性も考えられます。

したがって、このセリフが聞こえた際には、「どのレア役のカウンターが近いのか？」を他の演出と合わせて冷静に推測することが求められます。これを怠ると、「強チェリーの示唆だと思い込み、延々と追いかけてしまった」というような、期待値の低い遊技に繋がるリスクも発生します。

以上のことから、「近づいています」というセリフは、単にチャンスが近いことを知らせるだけでなく、「これからどの役を意識して打つべきか」をプレイヤーに問いかける、本機の奥深いゲーム性への入り口となるサインと言えます。

強チェリーの残り回数の示唆？弱チェリーも含まれる？

多くのプレイヤーが最も気になる点として、「近づいています」が強チェリーの残り回数を示唆しているのか、それとも弱チェリーも含まれるのか、という疑問が挙げられます。

これに対する答えは、「どちらの可能性もある」です。なぜなら、本機は複数のレア役カウンターを個別に管理しているからです。具体的には、「弱チェリーカウンター」と「強チェリーカウンター」は別々に存在します。

そのため、強チェリーを引いた際に発生した「近づいています」のセリフが、必ずしも強チェリーカウンターの残り回数を示唆しているとは限りません。強チェリー成立時には、強チェリーカウンターだけでなく、弱チェリーカウンターのカウントも同時に進む仕様になっているため、弱チェリーの規定回数が近づいたことでセリフが発生しているケースも考えられます。

この仕様を理解していないと、「強チェリーの示唆だと思ったのに、次回の強チェリーでATに当選しなかった」という誤解につながりやすくなります。

「近づいています」がガセになるケースとは

「近づいています」のセリフはガセだ、という話を耳にすることがありますが、これは厳密には正しくありません。このセリフは、いずれかのからくりレア役カウンターが規定回数に近いことを示す信頼度の高い示唆です。

ではなぜ「ガセ」と言われてしまうのでしょうか。その理由は、主にプレイヤーの期待とのズレにあります。

例えば、プレイヤーが「これは強チェリーの示唆に違いない」と期待して打ち続けたとします。しかし、実際には弱チェリーカウンターの示唆であり、その後なかなか弱チェリーが引けずに投資がかさんでしまうケースが考えられます。また、規定回数の弱いレア役（例：弱チェリー10回）の示唆であった場合、到達してもCZに当選するだけで、AT直撃ではなかったという結果になることもあります。

このように、示唆自体が嘘をついているわけではなく、「期待していたレア役の示唆ではなかった」「期待していた恩恵が得られなかった」という結果が、「ガセだった」という体感につながるのです。どのレア役の示唆なのかを冷静に見極めることが大切になります。

強チェリーを引いた際に「近づいています」は出る？

前述の通り、強チェリーを引いた際に「近づいています」というセリフが発生することは十分にあり得ます。このパターンには、主に二つの可能性が考えられます。

一つ目は、純粋に「強チェリーカウンター」の規定回数が近づいているケースです。この場合は、次回の強チェリー成立時にAT直撃などの強い恩恵に期待が持てます。

二つ目は、強チェリー成立によって同時にカウントが進んだ「弱チェリーカウンター」の規定回数が近づいているケースです。この場合、期待すべきは強チェリーではなく、その後の弱チェリーの成立となります。

どちらの示唆であるかは、セリフ発生前の状況や、同時に発生する他の演出（液晶左上の看板など）から推測する必要があります。例えば、それまでに弱チェリーを何度か引いていれば後者の可能性が高まり、逆に強チェリーを立て続けに引いている状況であれば前者の可能性を考える、といった具合です。

チャンス目で「近づいています」が出現したら？

チャンス目も、からくりレア役カウンターの対象となる役の一つです。したがって、チャンス目成立後のBETで「近づいています」というセリフが発生することもあります。

通常、チャンス目によるカウンターは、AT直撃の恩恵を持つことが多いため、このセリフが発生した場合は大きなチャンスと言えるでしょう。

ただし、チャンス目の出現率は他のレア役と比較して低い傾向にあります。そのため、「近づいています」の示唆が出たとしても、次のチャンス目を引くまでにゲーム数を要する可能性も考慮しておく必要があります。

いずれにしても、チャンス目契機でこのセリフが聞こえた場合は、AT当選まで打ち切る価値は十分にあると考えられます。台の状況や持ちメダルと相談しながら、冷静に続行か否かを判断することが求められます。

他のからくりレア役セリフもチェック

「近づいています」以外にも、からくりレア役カウンターの残り回数を示唆するセリフは存在します。これらのセリフと示唆内容を覚えておくことで、より正確に状況を判断できるようになります。

主なセリフとその示唆内容は以下の通りです。

BETボイスセリフ	示唆内容（残り回数）
この気配は…	5回以内
近づいています	3回以内
次で決めましょう	残り1回（次回成立で確定）
乞うご期待	残り1回＋強い恩恵に期待

このように、「近づいています」は残り3回以内の示唆であり、さらに上位の「次で決めましょう」や「乞うご期待」といったセリフも存在します。「次で決めましょう」や「乞うご期待」が発生した場合は、対象のレア役を引くまで絶対にやめてはいけません。

これらのセリフの種類によって、残り回数だけでなく期待できる恩恵の強さも変化する可能性があるため、聞こえてきたセリフには常に注意を払いましょう。

からくりサーカスでの「近づいています」の知識とからくり役やレア役を解説

セリフ「乞うご期待」の示唆内容

「乞うご期待」というセリフは、からくりレア役カウンターの示唆において、最上位に位置する極めて期待度の高いものです。このセリフが発生した場合、対象となるレア役のカウンターが残り1回であることが濃厚となります。

しかし、この示唆の真価は残り回数だけではありません。「次で決めましょう」が単に残り1回を示すことが多いのに対し、「乞うご期待」はそれに加えて、より強力な恩恵が約束される可能性が高いのです。

具体的には、単なるCZ当選ではなく、AT直撃や、場合によってはATに加えて上位ATへの挑戦権である「運命の一劇」がセットでついてくることもあります。

このセリフが聞こえたら、大チャンス到来の合図です。対象のレア役を引くまで、何があっても打ち続けるべき状況と言えるでしょう。まさに、その後の展開に「乞うご期待」というわけです。

からくりサーカスの「乞うご期待」とは何か

では、からくりサーカスにおける「乞うご期待」とは、具体的にどのような恩恵をもたらすのでしょうか。

これは、どのレア役カウンターで発生したかによって内容が変化します。

強チェリー・チャンス目での「乞うご期待」

最も強力な恩恵に期待できるのが、強チェリーまたはチャンス目のカウンターでこのセリフが発生した場合です。この場合、恩恵は以下のいずれかになる可能性が高いと考えられます。

• AT直撃

• AT直撃 ＋ 運命の一劇

特に後者の「AT＋運命の一劇」が選択された場合、AT開始時から上位AT「超からくりサーカス」突入のチャンスが与えられるため、一気大量出玉への道が開けます。

その他のレア役での「乞うご期待」

弱チェリーやスイカのカウンターで「乞うご期待」が発生した場合は、基本的にAT直撃が恩恵となります。運命の一劇まで付与される可能性は低いですが、それでもCZを経由せずにATが始まるため、投資を抑えつつ出玉獲得のチャンスを得られる非常に強力な示唆であることに変わりはありません。

弱チェリー示唆との勘違いに注意

この機種を打つ上で、最も注意すべき点が「示唆対象レア役の勘違い」です。特に、強チェリーを引いた後に「近づいています」と聞こえたため、強チェリーの示唆だと信じて打ち続け、結果的に弱チェリーの示唆だった、というケースは非常に多く報告されています。

この勘違いを防ぐためには、セリフ以外の演出にも注目することが鍵となります。

液晶左上の看板演出

レア役カウンターの示唆が発生すると、液晶左上にカウンター対象の絵柄が表示された看板が出現することがあります。ここに表示されているのが「チェリー」の絵柄であれば弱チェリー、「強チェリー」の絵柄であれば強チェリーの示唆であると判断できます。この看板は最も分かりやすい判別要素です。

会話演出

リプレイ成立時などに発生するエレオノールの会話演出でも、対象のレア役を推測できます。「チェリーに何かを感じます」というセリフであれば弱チェリー、「強チェリーに何かを感じます」と明確に言っていれば強チェリーの示唆です。

これらの補助的な演出を冷静に確認することで、無駄な投資を避け、的確なヤメ時判断が可能になります。

CZやATを挟むと示唆は消える？

からくりレア役の示唆が出ている最中にCZやATに当選した場合、液晶左上に表示されていたカウンターの看板は消えてしまいます。これを見て、「せっかくの示唆が消えてしまった」と勘違いするかもしれませんが、心配は不要です。

有利区間がリセットされない限り、内部的なカウンターのカウントはCZやATを挟んでも引き継がれます。したがって、AT終了後もチャンスは継続しているのです。

ただし、一点だけ注意が必要です。AT終了画面で有利区間がリセットされた場合（例えば運命の一劇失敗後など）は、蓄積されていたカウンターもすべてリセットされてしまいます。

AT終了後は、有利区間が継続しているかどうかを意識しつつ、内部的にカウンターが残っている可能性を考慮して立ち回ることが求められます。

からくりサーカスの「近づいています」のセリフの示唆内容：総括

この記事で解説した、スマスロ「からくりサーカス」の「近づいています」に関する重要なポイントを以下にまとめます。