
沖ドキゴールド(沖ドキ!GOLD)でレバーオンに力が入る瞬間、それは間違いなく確定役が降臨した時ではないでしょうか。
しかし、大きな期待を寄せたにもかかわらず、確定役が単発で終わってしまったり、天国へ上がらない経験に肩を落とした方も少なくないはずです。
この記事では、沖ドキゴールドの確定役とモード移行に関するあらゆる疑問に答えていきます。
そもそも確定役の確率や恩恵とはどのようなものか、確定役Bなどの出目、そして確定役スイカや遅れ発生時のモード移行はどうなるのか。さらに、ボーナス中の確定役によるモード移行の仕組みや、全体のモード移行率についても詳しく掘り下げます。
また、「モードAから天国に移行する確率は?」「金ドキの天国以上の確率は?」「沖ドキモードAから通常Aへの移行率は?」といった具体的な数値に関する疑問も、データを基に解き明かしていきます。
-
確定役の確率・恩恵・種類といった基本情報
-
スイカや遅れなど状況別のモード移行抽選の詳細
-
確定役を引いても天国へ移行しないケースとその理由
-
データに基づいた詳細なモード移行率の数値
目次
沖ドキゴールド確定役のモード移行や恩恵と確率
-
確定役の確率と得られる恩恵
-
確定役Bといった確定役の出目
-
確定役やスイカ成立時のモード移行
-
遅れ発生はモード移行のチャンスか
-
ボーナス中の確定役とモード移行
確定役の確率と得られる恩恵
沖ドキゴールドにおける確定役は、成立した時点でボーナスが確定する非常に強力な役です。主に「中段チェリー」「確定チェリー」「リーチ目役」の3種類が存在し、それぞれ確率と恩恵が異なります。
確定役の種類と確率
役 | 確率(全設定共通) |
中段チェリー | 約1/8192 |
確定役(合算) | 約1/2731 |
※確定役は確定チェリーとリーチ目役の合算値
最も強力なのは中段チェリーで、その確率は約1/8192と非常に低いですが、見返りも絶大です。確定役(確定チェリー/リーチ目役)もボーナス当選の大きなチャンスとなります。
確定役の恩恵
確定役の主な恩恵は「BIGボーナス確定」と「モード移行抽選の優遇」の2点です。特にモード移行の優遇は、その後の連チャンを大きく左右する要素となります。中段チェリーで当選した場合は、通常A滞在時でも75%で天国モード以上に移行するため、一気に大量出玉を獲得するトリガーになり得ます。確定チェリーやリーチ目役でも、通常の当選契機に比べて天国モードや通常モードBへの移行率が高く設定されており、次のチャンスへと繋がりやすいのが特徴です。
確定役Bといった確定役の出目
沖ドキゴールドの確定役には、内部的にAとBの種類が存在すると言われています。これらは主に「確定チェリー」や「リーチ目役」の中に含まれ、停止する出目によって判別できる場合があります。
例えば、確定チェリーは一般的に角チェリーの形から特殊な払い出しを得ることで察知できますが、その際の出目によって内部的な種類が異なる可能性があります。代表的なリーチ目役としては、「中段リプ・リプ・スイカ」などが挙げられます。
これらの確定役Aや確定役Bといった内部的な種別の違いは、主にモード移行率に影響を与えていると考えられています。解析情報として明確にAとBの移行率が分けられているわけではありませんが、実践上、特定の出目から引いた確定役が天国移行に繋がりやすいといった体験をしたことがあるかもしれません。ただし、出目と内部的な状態を完全に見抜くことは難しいため、確定役を引いた際は「モード移行が優遇されている」という共通の認識を持つことが大切です。
確定役やスイカ成立時のモード移行
ボーナス当選時のモード移行率は、滞在しているモードと当選契機によって大きく変化します。特に「確定役」と「スイカ」は、他の当選契機と比較してモード移行が優遇されている点が特徴です。
以下は、通常A滞在時に各契機でボーナスに当選した際のモード移行率です。
当選契機 | 移行せず (通常A) | 通常Bへ | 天国へ | ドキドキへ | 超ドキドキへ |
中段チェリー | 0% | 0% | 75.00% | 24.22% | 0.78% |
確定役 | 45.31% | 25.00% | 25.00% | 4.69% | 0% |
スイカ(設定1) | 28.13% | 50.00% | 20.31% | 1.56% | 0% |
その他(設定1) | 64.06% | 25.00% | 10.16% | 0.78% | 0% |
この表から分かるように、スイカでの当選は通常Bへの移行率が50%と非常に高く、天国への道筋を作る上で重要な役割を担います。そして確定役、特に中段チェリーは別格の性能を誇り、天国以上への移行が確定します。同じ確定役でも、確定チェリーやリーチ目役の場合は約45%でモードが移行しないケースもありますが、それでもスイカやその他の役に比べて天国移行率が高いことが分かります。
遅れ発生はモード移行のチャンスか
レバーオン時にスタート音がわずかに遅れる「遅れ」演出は、発生した時点でボーナス当選の期待度が高まるチャンス演出です。この遅れが直接的にモード移行のチャンスを示唆するわけではありませんが、間接的にモード移行の期待が持てる状況を生み出すことがあります。
その理由は、遅れの発生率がボーナス当選契機によって異なるためです。
ボーナス当選契機 | 遅れ発生率 |
その他 | 10.2% |
チェリー・スイカ | 12.5% |
確定役 | 25.0% |
中段チェリー | 50.0% |
このように、モード移行が優遇されている「確定役」や「中段チェリー」成立時は、遅れの発生率が著しく高くなっています。つまり、「遅れが発生した」ということは、「モード移行に期待が持てる役でボーナスに当選した可能性が高まっている」と言い換えることができます。特に中段チェリー成立時は2回に1回で遅れが発生するため、遅れからのハイビスカス点灯は大きな期待を抱かせる瞬間です。
ボーナス中の確定役とモード移行
ボーナス消化中に確定役を引いた場合、その恩恵はBIGの1G連が確定することです。ボーナス中のレア役は、通常時とは異なりモード移行抽選ではなく、1G連のストック抽選が行われています。
したがって、ボーナス中に引いた確定役が直接的に次回のモードを天国へ昇格させたり、ドキドキモードへ移行させたりすることはありません。次回32G以内にどのモードへ移行するかは、ボーナスに当選したゲームのレバーオン時(例:通常時にハイビスカスが光ったゲーム)に既に決定されています。
しかし、ボーナス中の確定役が無駄になるわけでは決してありません。BIG1G連が確定することで出玉を増やすことができるうえ、その1G連で当選したBIG中にも再び1G連を抽選します。さらに、そのBIG終了後には再び32G間の連チャンゾーンがスタートするため、既に天国モード以上に滞在していた場合は、さらなる連チャンの継続に期待が持てる状況となります。
沖ドキゴールド確定役後のモード移行の詳細と移行率
-
確定役が単発で上がらないケース
-
各契機を含めたモード移行率
-
モードAから天国に移行する確率は?
-
金ドキの天国以上の確率は?
-
沖ドキモードAから通常Aへの移行率は?
確定役が単発で上がらないケース
大きな期待を持って引いた確定役が、BIG単発で終了し天国モードへ上がらない、という残念な結果に終わることは十分に起こり得ます。これは、確定役であってもモード移行抽選に漏れてしまうケースがあるためです。
最も分かりやすい例は、通常モードA滞在時に確定チェリーやリーチ目役で当選した場合です。前述の通り、この場合のモード移行率は以下のようになっています。
-
移行せず(通常Aのまま):45.31%
-
通常Bへ移行:25.00%
-
天国へ移行:25.00%
-
ドキドキへ移行:4.69%
つまり、約45%はモードが動かず通常Aのままとなり、当選したBIGが終了すれば再び通常Aから自力で当たりを目指すことになります。また、25%で移行する通常Bは、次回以降の当たりで天国へ上がりやすくなるものの、即座に連チャンが始まるわけではありません。この通常Bへ移行した場合も、見た目上は「確定役を引いたのに単発で終わった」という状況になります。
このように、確定役が必ずしも天国を約束するわけではないという点を理解しておくことが、冷静な立ち回りには不可欠です。
各契機を含めたモード移行率
これまで解説してきたように、モード移行率は滞在モードと当選契機が複雑に絡み合って決定されます。ここでは、基本となる通常Aと、天国へのチャンスとなる通常Bのそれぞれに滞在している際の、主要な当選契機別モード移行率をまとめて比較します。
通常A滞在時
当選契機 | 移行せず (通常A) | 通常Bへ | 天国へ | ドキドキへ |
確定役 | 45.31% | 25.00% | 25.00% | 4.69% |
スイカ(設定1) | 28.13% | 50.00% | 20.31% | 1.56% |
その他(設定1) | 64.06% | 25.00% | 10.16% | 0.78% |
通常B滞在時
| 当選契機 | 移行せず (通常B) | 天国へ | ドキドキへ |
| :--- | :--- | :--- |
| 確定役 | 25.00% | 50.00% | 25.00% |
| スイカ(設定1) | 23.44% | 59.38% | 17.19% |
| その他(設定1) | 49.22% | 42.19% | 8.59% |
※中段チェリーは天国以上確定のため除外
通常B滞在時はモードが転落しないため、どの契機で当選しても最低でも50%以上で天国以上へ移行します。特に確定役で当選した場合は、75%が天国以上となり、うち25%はドキドキモードへ直接移行する破格の性能を誇ります。これらの数値の違いを把握することで、ボーナス当選時のハイビスカスの光り方と合わせて、より深く台の状態を推測する一助となるでしょう。
モードAから天国に移行する確率は?
沖ドキゴールドを攻略する上で最も基本的な関門である、通常モードAから天国モードへ移行する確率は、ボーナス当選契機によって大きく変動します。
最も当選契機として多くなる「チェリー、スイカ、確定役以外」でボーナスに当選した場合、通常Aから天国以上へ移行する確率は設定1で約11%(天国10.16% + ドキドキ0.78%)です。設定が上がるにつれてこの数値はわずかに上昇しますが、それでも狭き門であることに変わりはありません。
一方で、スイカで当選した場合は天国以上への移行率が約22%(天国20.31% + ドキドキ1.56%)まで上昇します。さらに確定チェリーやリーチ目役であれば約30%(天国25.00% + ドキドキ4.69%)、そして中段チェリーであれば100%天国以上へ移行します。
これらのことから、通常Aから天国を目指すには、レア役によるボーナス当選が鍵を握ると考えられます。
金ドキの天国以上の確率は?
金ドキモードは、主に天国モード終了など有利区間がリセットされた際に移行する可能性がある特殊なモードです。このモードの最大の特徴は、「滞在中にボーナスに当選すれば、次回天国モード以上への移行が100%確定する」という点にあります。
したがって、質問の答えとしては「金ドキモードに滞在していることが確定している状況であれば、天国以上へ移行する確率は100%」となります。
ただし、金ドキモードに滞在しているかどうかを液晶演出などで見抜くことはできません。天国終了後32G以内に比較的遅いゲーム数(例:20G以降など)でボーナスに当選した場合などに、金ドキモード滞在の可能性が高まるといった推測ができるに留まります。この金ドキモードの存在が、有利区間が切れた後も終わらない連チャンを生み出す、沖ドキゴールドの魅力の一つです。
沖ドキモードAから通常Aへの移行率は?
沖ドキゴールドのモード移行において、通常モードAからボーナスに当選した後に、再度通常モードAへ移行する(つまり、モードが動かない)確率は、設定1の「その他」契機で当選した場合で64.06%です。
沖ドキシリーズの基本的なルールとして、一度通常Bへ移行した後は天国へ上がるまでモードが転落することはありません。したがって、モードAからAへの移行という表現は、実質的には「モードが昇格しなかった」ことを意味します。
ボーナス当選時の約3分の2はモードが動かず、再び通常Aからスタートすると考えると、天国への道が簡単ではないことが数値からも理解できます。だからこそ、約25%で移行する通常Bや、約10%で移行する天国への昇格をいかに引き当てるかが、勝敗を分けるポイントになります。
沖ドキゴールド確定役モード移行の恩恵:総括
-
確定役はBIGボーナスとモード移行優遇が主な恩恵
-
最も強力な確定役は中段チェリーで天国以上が確定
-
確定役の合算確率は約1/2731(設定1)
-
確定役を引いても天国へ行かず単発で終わる可能性はある
-
通常A滞在時の確定役(中チェ以外)は約45%でモードが動かない
-
スイカでのボーナス当選は通常Bへの移行率が特に高い
-
通常B滞在時はモード転落がなく天国移行のチャンス
-
遅れ演出は確定役成立の期待度を高める間接的なチャンスサイン
-
ボーナス中の確定役は1G連ストックが恩恵でモード移行はしない
-
モードAから天国への移行率は当選契機によって大きく異なる
-
通常Aから「その他」契機での天国移行率は約11%(設定1)
-
金ドキモード滞在中のボーナスは次回天国以上が100%確定
-
通常Aからボーナスに当選した際の約64%は通常Aのまま(設定1)
-
モード移行の抽選はボーナスが成立したゲームで行われる
-
モード移行率を理解することが立ち回りの精度を上げる鍵となる